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俺の隣は。。。 (29)※性描写有ります。『A』だけですが(・・;)抵抗のある方はスルーして下さい※

※高瀬視点※性描写あります。キスだけですが(-。-;)男同士に抵抗のある方はスルーして下さい。



利根川は、俺が政行の秘書をするようになってから、この3ヶ月は全くと言っていいほど手を出してこようとはしなかった。
社長と政行の兼用は大変だろうという理由だからだ。
それが、政行にキスをされてから利根川は指導の日以外にも来るようになった。
俺を見張ってるのか?
それとも、政行に会いに来てるのか?


あれから一ヶ月後の4月初旬。
俺が社長の出張に付いて戻ってくると、利根川は政行の上に跨っていた。
俺が分かったのは、そこだけだった。
利根川は下半身を剥き出しにして、政行の上に覆い被さっていたのだ。

利根川。
俺には手を出してこないくせに、今度は政行に手を出すのか。
俺と一緒の時は、そんな表情をしないのに…。
政行相手だと、そこまでになるのか。
ごめんだ。
もう利根川は俺の方を見てくれないんだな。
あの囁きも、温もりも俺だけのものと思っていたのに。


それでも諦められずに、その夜、俺は利根川の部屋へ行った。

ダダダダダダダンッ、ッダダ・ダダンッ!
ダダダダダダダンッ、ッダダ・ダダンッ!

お決まりのブザー音が鳴る。
ドアが開き、声が聞こえる。
 「何だ?」
 「話がある」

どうぞ、と言って部屋の中に入れてくれた。
この部屋に来るのも、もしかしたら今日が最後になるのかな。
引っ越そうかな、なんて考えが頭をよぎる。

何て言えば良いのか分からず、素直に聞いた。
 「ああ、見てたのか」
 「否定しないんだな」
 「あいつは感度良いし、身体の相性も良い。お前とは違う」
 「止めて欲しい…」
 「…なんて言った?」
 「止めろ、と言ってるんだ」
 「何を?」
 「政行を明智常務と同じにしたくない」
 「大丈夫だ」
 「何がだ?」
 「俺だけだから。他の奴等には指1本とて触れさせん」
 「利根川…」
 「話って、それだけか?なら、この話は終わりだ」
そう言って玄関に戻される。

くそぉ…、本当に今日限りになるかもしれないんだな。
そう思うと腹が立ち、今夜は滅茶苦茶になりたいという気持ちが湧いてきた。
 「利根川」
 「うるっ」
利根川の顎下に頭突きを食らわし、唇に押し付ける。
でも抵抗は無い。
無いので、俺は利根川の口内に舌をねじ込ませた。

嫌だ、嫌だ。
俺だけを見てくれ。
お前は、俺だけを触ってれば良いんだ。

何時の間にか、利根川の舌が口内に入っていた。
 「っ…」


はあ、はあ…、と息が上がる。
もう駄目だと思ってると、利根川の顔が離れていく。
 「あ…、や、だ……」
しがみ付くと、利根川の声が聞こえる。
 「お前、キス下手だな。キスってのは、こうやるもんだよ」
そう言うと、俺はキスされていた。
無遠慮に利根川の舌が俺の口内を、歯茎とか歯肉とか歯の裏側を舐め回してくる。
俺の舌は逃げる事も出来ず、絡み取られ吸われていく。
 「っ……、ん……」


暫らくすると、身体が離れていく。
 「高瀬、悪い」
 「な、に…」
 「お前が相手だと、その気にならない」
 「え…」
 「政行の方が良い」
聞きたくも無い言葉を耳にし、俺は何も言えなくなり、逃げる様に利根川の部屋を出た。



くそったれっ。
やっとなのに…、やっと自分の気持ちを自覚したのに。
利根川。
俺達は身体だけの関係だったのか。
俺の望むような関係にはなれないのか。
本当に引っ越そう。



それでも忘れられない。
なので、今度は政行だ。
会社内ではしない。
下手すると社長秘書に戻りそうだから。

なので、社会見学として外に連れ出した。
 「どしたの、珍しいね」
 「たまには社外に出てするのも良いぞ」
 「まあ、気分転換になって良いよな」
 「ああ」



政行。
今日は逃がさないからな。












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アレレレ!?(・_・;?
利根川は、心も身体も政行に絡め取られたのね。。。
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