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二人のピエロ (20)ソフトR描写!! ~その一言。。。~

※ジョン&レイのキスシーン※

 「まあ、そんな事だろうな、とは思っていたよ。
だが、君があのドイツ野郎だとは思いもしなかったね…」
レイの声だ。

 「あ、レイ…」
 「ウィルとジョン、さっさと仕事に戻れっ」
 「はいっ」

 「ウィル、先行ってて。レイ、私」
 「ジョン、仕事中だ」
 「分かってます。でも、これだけは言わせて下さい。
皆が皆、あの銃撃戦で何かを失ってるのです。レイもそうであるように、あの人も、ポールという名に変えて、人生をリスタートしている。ポールの仕事ぶりはどうですか?・・・レイ?」

レイは、ポールを見つめては暫らくの間、黙り込んだ。
その内、レイの手がジョンの頬を挟んでくる。
 「え、ちょ、ちょ、ちょっと・・」
ニックの声が聞こえる。
 「レイ、公私混ど」
ジョンは、キスされた。
 「レ・・、んっ・・・」

3つの声が重なる。
 「「「 えっ・・ 」」」

唇が離れ、ジョンはレイに抱きしめられた。
 「は、恥ずかしぃ……」

 「レ、レイー・・そういう事は」
 「ここは私のだ。ニック、無理に見なくてもいいだろ」

 「ジョンが、室長と・・・?」
 「ほう…、懐かしい呼び名だな」

 「レイが、そっちの方だとは…」
 「エド、君も同じだろう」


ポールは勇気を振り絞って、ジョンに声を掛けた。
 「ジョン…」
 「なんですか?」
 「その、悪かった・・、今迄、ごめんなさい…」
 「私は構いませんよ。どのみち卒業してるのですから。ジュニアにも愚痴を言ったし、あの方にも言いたい事を言わせて貰った。
私の方こそ、言い方とかきつかったと思います。
でも、謝りません。これからは、レイや私が貴方をこき使いますので」


エドが、それを聞いて笑い出した。
 「ははっ…。これは1本取られたな。
アンソニー、私はお前の口から聞きたいんだ。だからと言って、それをトモに言うつもりは無い。
私が知りたいんだ。
だから、もう一度聞く。どうして、私のオファーを断った?」

今の自分なら言える。
そう思うと、ポールは口を開いた。
 「トモが好きだから…。
オーストラリアだなんて私の手が届かない。さっきも言ったが、私は、あそこのスタッフとしてトモを加えたいと思ってた。でも、メスが持てない状態になって・・・」
 「アンソニー。トモは母親とオーストラリアへ旅行に来た。その時に、私は会ったんだ。」
 「え・・・」
 「その時に、身体の状態等を聞いた。メスが持てなくなってどうしたら良いのか、と悩んでいた。
オファーを断った理由も聞いた。即答だったよ。
『オーストラリアは遠い。それに、親は年寄りだから、近くに居たいんだ』と言っていた。
まあ、トモのマザコンぶりは超ハイレベルだけどな…。
その時は、日本に帰るまでは私のGPでバイトをしていた。
あいつは、メスが持てなくても医療から離れる事は考えてない。
アンソニー。ドクターは、メスを持って腹や内臓を切り開いてのオペをするだけでは無いんだ。
分かるか?」
 「エド、ありがとう。今なら分かるよ。
私は奢っていた。だけど、トモの近くに居たくて来たんだ。
でも、直ぐに分かった。来るべきでは無かった、と。
夜勤してると、時々ヘルプに来てるヒロを見かけるんだ。生き生きしてるな、と思った。
だから、私も生き生きとしてありたい。
以前はしなかった掃除に食事作り。最初は、こんなにもメンドクサイのか、と思っていたが、今では慣れた。」

 「ピンポーン、ピンポーン。
Coming Q ! Coming Q ! ドクター・ポール。ドクター・ポール、オペ室へ!」


 「エド、ごめんなさい。
アンソニーは死んだ。そう思ってくれて良い。私の名前はポールだ。
そう言ってくれるのは、昔からエドとヒロだけだ。
それに、いつかは…、またトモと一緒に。そう思ってるんだ。でも、今はまだその段階では無い。
ごめん、呼ばれてるから」

そう言って、廊下を出ると、名を呼ばれた。
 「ポールッ!」
ポールはオペ室に向かって叫びながら、走って行った。
 「Sorry…。話が長くなった。で、クランケは・・・」



レイが、口を開く。
 「あの甘ちゃん坊やだったのが、少しでも成長してるみたいだな…」
エドが応じてる。
 「そうだな。少しでも、何かを考えて行動しようとしてる」

ジョンが言ってくる。
 「これで、後はニックですねっ」

急に振られたニックは驚いてる。
 「え、私?」
 「はい。ニックも、ちゃんと考えましょうね」
 「は・・、何の事?」
 「そのまん丸い体型」

 「ああ、それね。でも、今からだと元には戻らないだろうな」
 「レイ!自分は細いからと言って…」

エドが話に入ってくる。
 「ニックって、元は、どういう体型してたんだ?」
ジョンとレイが、声を揃えて言ってくる。
 「肩が張っては、強面のすっきり顔したシャープな人。だけど、病院での仕事中はメガネを掛けてはソフトさを強調してる」


エドは首を横に振ってる。
 「今の体型からは考えられない…。全く想像出来ん・・・」




ジョンとエドにsorryと言えた、アンソニー。
それを言われたジョンとエドも、少しずつ変わってきてる。
アンソニーは、心のもやもやが晴れてはオペに集中出来た。
そう、先程エドにも言ってた。
 『いつかは…、またトモと一緒に』
それは、あの福岡での3年間が、とても楽しく大事な思い出となっているからだ。










☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
蟠りをエドにぶちまけたアンソニー。
ジョンも思ってる事を言っては、エドも言ってくる。

そして、レイ。。。
あなたは、どこでナニをしてるのよ
(;-_-) =3 フゥ



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