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【友達と親友の線引き】 第1話 その頃は、4歳児

「アアーン、アアーン…
うっ…、ぇっぐ…」


「やーい、やーい。この泣き虫、ちび虫。」
「女に守られるなんて、男のプライドが許せんけどなー」
「そうそう、弱虫だよなー」

「アーン、アーン…」

「アンタ達!誰が、泣かせてもイイって言った?」

「でたぁー、オニババ」
「オトコオンナだー」
「キャハハハッ!」

「あんたも、泣くんじゃないっ!」

「ふ… ぅ…」

キッ!
「アンタ達もアンタ達だ。なんで泣かすの?」

「ギャハハッ!」
「ベロベロべーっだ!」
「じゃーなー。またな!」


「くっそぉー!ムカつくなー
いつもいつも、毎日これだ…
あんたもっ!いい加減に泣くの、やめっ!」

バシッ!

「アーン、アーン…」

「あ… ごっめん、ごめん。叩いちゃった。」


☆☆☆☆☆


「おかーちゃーん、思わず叩いてしまって、泣かせてしまったぁ」

「あらあら。今日は香織に泣かされたの?」

「トモごめんねー。なっかないでねー」

トモに、ゴメンネをした。
「あのね、おかーちゃん。」

「なあに?」

「トモね、またアイツ等に泣かされてたの。
で、トモに、あんたも泣くなっと言って、叩いちゃったんだ。」

苦笑ぎみにお母ちゃんはカオリに言ってた。
「ほんとに、香織は血の気が多いのね。」

えへへっ。
「香織、ありがとね。でもね、約束してちょうだい。
もう、男の子と喧嘩しないで。」

「なんで?トモ、泣かされてるんだよ?」

「うん、トモにも約束してもらう事があるから。
最初に、香織に約束してもらわないと…。
約束できる?」

「…うん、約束するっ。」

「ありがと。」





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