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【君と一緒に…】第54話 君と一緒に… 居たい

「ところで、特急の買ったのか?」

「まだ、これから。夕方までに着けばいいから。」

「それなら、乗れ。東京まで乗せてやる。」

へ?

「その代わり、 ・・・お代はキスでよろしく。」

「俊平?」

「だって、俺は無職になる可能性大なんだよ。暇つぶしに乗せてってやる。」

だからって・・・
「ここから東京まで、どの位かかるの?」

「場所にもよるが・・・ ああ、ここだと渋滞しなければ2時間掛かるかなってとこだな。」
住所を書いた紙を見て、地図のアプリを立ち上げては確認していた。

「本当に良いの?俺、そこまで甘えられないよ。」

「いいの。俺がそうしたいのだから。」

俺の鼻を弾いてくれる俊平に「痛いっ」と睨んでやる。
さらに言葉を続けてくれる。
「治。俺はお前と一緒にいたいの。」

「俊平・・・ 」


俊平は視線を俺の唇に合わせ…
その俺の唇に指を這わせながら、こう言ってきた。
「Osamu. Savvy?」

「さ?」

ため息つきながら、こう言ってくる。
「…英語の勉強でもするか。
Savvy とは、違う言い方をすると、Do you understand? とも言う。
OK?」

「Yes! I'm OK!  別に英語の勉強なんて必要じゃないだろ!」


「じゃ、返事は?」

「Of course! 」

甘い雰囲気なんてどこやらだな…





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