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年上攻め×年下攻めカップル(31)※勉視点…再逮捕※

俺は、何も言えなかった。
明は、まさか俺のヤク漬けにされた身体に触れたのか?

女警部の声が聞こえてくる。
 「あんた達3人は、彼に何をしてたの?
私がアジトに入った時、ハジメ、あんたは裸になっては、あの子の上に跨っていた。
佑哉と誠も、違う部屋に居たけど、パンツ1枚だったよね。
何をしてたの?」

佑哉の母親が口を開いてきた。
 「あ、明日香ちゃん。それって誘導尋問って言うのでしょ。
そんな風に言って・・・」
 「でも、麻薬に手を出してるのですよ。しっかりと3人の指紋に顔も裏が取れてる。
それでも、貴方達は子供を庇うのですか?」
 「それが親というものよ。ねえ、あなた。」
 「佑哉。お前はどこで何をしていたんだ?」
 「え…。暇だったからハジメに付いて行って…、えーとぉ…気が付いたら警察署だった。」

誠の父親も、息子に聞いてる。
 「誠。お前はどうなんだ?」
 「・・・・・・。」
 「誠っ!」
 「か、金…金が欲しいんだよっ!この金髪坊主を強請って金をふんだくろうと思ってたんだ。
なのにハジメが殴るから・・・。」
ハジメが、誠の声を遮るように叫ぶ。
 「誠っ!お前、何を喋って…」

警部の声が大きく聞こえてきた。
 「あーー!煩いっ!!
あんた達、謝ろうと言う気はないの?どうして、私がここに連れて来たのか分からないの?」

ハジメも叫んでる。
 「けっ!謝る気なんてこれっぽちもないねっ!するだけ時間の無駄なんだよ。」

 「ハジメッ!あんたは、どうしてそういう・・・ちょっとっ…」

いきなり布団を剥ぎ取られた。
まさか、また殴られる?
そう思うと、ギュッと目を瞑り、出来るだけ小さくなった。

 「へっ、お前は男のくせに、女より感度の良い身体してるよな。もう一度ヤラセロッ。」
しかも、ここは病院だ。洗ってもらえばいいだろ。
その前に、一発・・・。

な、なにを言って・・・。
一発って、また殴られるのか…。
いやだ、お母ちゃん、お父ちゃん助けて。
どこに居るの?

そしたら、乾いた音が聞こえた。

パンッ!!

ビクッ…、と俺は身体を揺らした。
ん…、痛く、な、い・・・?

声が聞こえた。
 「明、貴様ぁ…。邪魔する気かっ!」
 「俺は、明日香さんにも父親にも言った。勉を守りたい、と。
ハジメ…。俺を殴った、この力で、勉を何発も殴ったのか…。」
 「コノヤロッ・・・」

カチャッと音が聞こえた。
 「ハジメッ!現行犯で逮捕っ!!」
今ので、罪状が一つ増えて、あんたは5つよ。

ハジメは呟いていた。
 「クソッタレ…。うん?…博巳か、助けてくれ。なんで、そんな所に隠れてるんだ・・・。
法律に勝てるのは、法律だけだ。お前の十八番だろ。
お前、何もしてないのだから、これ位はしてくれよな。」

博巳は、ハジメを睨んでは断言していた。
 「俺は大樹の監視役だ。大樹がツルムのを止めたと言った時点で、俺もお前から離れた。
忘れたわけではないだろう。
人殺しとヤクには手を出すな、と最初にルールと称して言っておいた筈だ。」



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勉視点の話になります。

事情を女警部が話していく。
それを黙って聞いてる勉。
そうしたら、その弟は再び勉に手を出すべく、布団を剥ぎ取った。

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