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自分の道は自分で決める! (59) 

 久々の一人暮らしを満喫していた。
 2号が1ヶ月で、ショーンは4ヶ月強で退院した。
 そんなショーンは、こんなことを言ってくる。
  「2月のクソ暑い時にヘソに行く気はないが、4ヶ月もしてなかったから鈍ってるな」
  「運動したら?」
  「あの5匹を試し撃ちの的にしたい」
  「やめて」
  「射撃場はないか」
  「警察署の中にならある」
  「警察署かあ」
 
 
 するとショーンの顔つきが変わった。
  「銃のスキルはどこでやった?」
  「どういう意味だ?」
  「俺に銃のコーチ話しをしてきたとき、どこでさせる気だった?」
 
 その言葉を聞き嫌な予感がする。
  「警察署の中だよ」
  「本当か?」
  「そうだよ。言っただろ、適任者のコーチが見つかったって」
  「仕方ないなあ。カツラを被ってカラコンして人相を変えるか」
  「そこまでして撃ちたいの?」
  「腕が鈍ると仕事がこなくなる」
  「それもそうか」
 
 しかも、こう言ってくる。
  「次は、いつやる?」
  「あのね……」
 
 
 溜息がでていた。
 その意味をどう捉えたのかショーンは付け加えてくる。
  「品行方正でいてやる」
 
 ったく、この人は……と内心でも溜息ものだった。
  「会社として組織登録しているんだ。登録していない奴が射撃場でできるわけないだろ」
  「分かった」
 
 そう言うと、2号を連れて何処かに行ってしまった。


 平和だ。
 ショーンと居ると、いつも何かが起きる。
 
 家に寄ると荷物はあるが、どことなく殺風景な感じを受ける。
 裏口から外に出るとヨットハーバーが設置されていた。
 そういえばヨットがあると言っていたが、ないということはヨットで出掛けたのか。
 
 それからはできる限り裏情報にアンテナを張っていた。
 あのショーンが5匹になにもせず諦めるわけはない。
 
 
 
 

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