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自分の道は自分で決める! (54) R18! 性描写あります。抵抗ある方はスルーしてください。

 少しばかり見てると誰かが病院から出て近寄っている。
 ドクター・ヒロトは、その人とスペシャル病院へと入っていく。
  「たまたま同じ道を歩いていたのかもしれないよ」
  
 だけどショーンは何も言わない。
  「ショーン、どうかしたの?」
  
 待って。
 途中から一緒だったって言った? 
 あ、もしかしてショーンと抱き合ってキスしているのを見られていたのだろうか。
 
 ブルゾンのジッパーを下げられセーター越しに、ある部分を摘まれる。
  「ん……、ちょ、ちょっと」
  「久しぶりだ」
  「ショーン……」 
 
 
 ヒロによく似たマサ。
 黒髪にまっすぐな眼差し。
 どことなくハスキーっぽい声。
 怖い物知らずで冒険心を持ち合わせている甘ちゃん。
 弱そうに見えるが、いざとなると強い。
 
 ヒロ。
 会いたい。
 
 だけど、なにを話せばいいのか分からない。
 
 体格は似てないが、雰囲気が似ているので抱いてはいるが、本当ならヒロを抱きたいんだ。
 
 ヒロ。
 
 ヒロ。
 あんたを抱きたい。
 抱きしめて離れられないようにしたい。
 
 
  「ぐ、う……」
  「もっとだ」
  「ん」
 
 誰を抱いても満足しない。
 この虚無感。
 
 ヒロを抱けば満足できる。
 お願いだ。
 
 いつか俺に抱かれる日がくるよう祈ってる。
 
 
 
 は。
 この人殺しの俺が祈るとはな。
 落ちたもんだ。
 
 
  「ふ、ああっ」
  「これが気持ちいいか」
 
 抱いてるのはヒロではない。
 違う奴だ。
 
 イー・ヨン。
 会いたい。
 
 イー・ヨンが一番、ヒロに似ている。
 その次にマサだな。
 
 
  「も……、め」
  「イッていいぞ」
  
 目を瞑り、いつものように相手をヒロの顔に置き換える。
  「くぅ……」
  
 
 弾ける。
  「あ、あああっ」
 
 
 


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