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自分の道は自分で決める! (47) R15! ソフトな性描写あります。

 結局、懺悔室も借りることなく、その場の椅子に座り話しをしていた。
 要点だけを話す。
  「ああ、あれか。あいつは勝手に合鍵を作って入り込んでいるから牽制の意を込めて見せたんだ。まさか、それで会うことができなかったとはな」
  「邪魔で殺したいと思ったことは?」
  「俺の仕事を知ってるか?」
  「知ってる」
  「言っておくが、俺にとってお前等は邪魔なんだよ。正義を貫いて手錠掛けたり、脅しとして撃っても真に受ける」
  「それが警察だ」
  「お前は犬になったな」
  「人間だ」
  「人間から犬になった。警視総監の犬にな」
 
 ショーンは立ち上がるが、まだ終わりではない。
  「い、犬ではないっ」
 
 ショーンを追いかけるように立ち上がっていた。
  「どうして私がフランスの警視総監に名指しされて7年間も働かされなければいけないんだ? 私は、フランス総監の犬になるためにインターポールに来たわけではないっ! 自分の力を試すために……、自分のやりたいことを見つけ、自分の人生を模索して生きていきたい。私を、このフランスに来させた言葉がある。『年数よりなにをどのようにして生きてきたのか。勉強不足というのはなにを基に言ってるのか。あなたは自分の力を試そうという気はありますか?』 この言葉は私に臆病になるなと背を押してくれた。だから、ここに来たんだ。総監の言いなりになるために来たわけではない」
  「ならば、7年前、そいつにノンと言えば良かったな」
  「そうだな。今なら、そう思うよ」
 
 もう、時は戻らない。
 
 静かに声が掛かる。
  「マサ」
  「なんですか、ブリット副総監」
  「マイクは、あいつはショーンがマサを気に入っているのを知って、それが嫌で会わせないようにしていたんだ」
  「そういうことを話すほど仲がいいのですね」
  「私も、こいつにヤられたから」
  「え?」
 
 今、なんて言った?
  「フランスではジンクスがあって。ショーンにエッチされた奴は昇進するって」
  「なんですか、それ」
 
 
  「で、話しは終わりか?」
  「はい、終わりです」
 
 くいと顎を上向かされ唇を覆われた。
 これはキスされてるのか。
 
 いや、違う。
 何かを押し込み、それを飲み込ませようとしている。
 口の中を貪ってくるショーンの舌は気持ちいい。
  「ふ、う」
 
 ダメだ、流されるな。
 目の前には2人の副総監がいるんだ。
 しかも、警視総監のミサだ。
 
 でも、気持ちいい。
  「ん……」
 
 
  「げっ。マサの目が潤んできた」
  「ショーンッ! 貴様、現行犯で逮捕する」
 
 
 ブリットとエリオンの叫び声が遠くなる。
 
 
 
  「ふん。犬の一匹いなくても葬儀はできるし仕事は回る」
  「なんて罰当たりな」
  「こいつは貰っていく」
 
 信じられないといった表情をしてブリットは呟いていた。
  「ショーンがキスするなんて……」
  「ブリット、キスされたいか?」
  
 その言葉にブリットは頭を横に振りながら即答していた。
  「とんでもない」
 
 
 
 
 

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神聖なるミサで……
でもエッチでなくて良かったね♪

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