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自分の道は自分で決める! (45) 

 葬式に参加するようにと通達が着た。
 でも通夜も行くよ。
 
 通夜に行くと、2人の副総監はすでに着ていた。
  「ブリット副総監、エリオン副総監」
 
 声を掛けられた2人は、こちらを向く。
  「マサ……」
  「で、犯人は分かったのか?」
  「犯人って、他殺なのか?」
 
 エリオン副総監の問いに答えてやる。
  「自殺です」
  「自殺……」
  「事故で」
  
 ブリット副総監が口を挟んでくる。
  「どんな事故だ?」
  「足を滑らせて」
  「嘘だろ。自分の部屋だろ」
 
 ブリットはエリオンに掴みかかった。
  「おい、エリオン。お前なにか知ってるだろ」
  「なにを」
  「同じマンションに住んでいるくせに」
  「フロアが違う」
 
 
 2人がギャアギャアと騒ぎ始めた。
 まあ、今日の参加者は3人だけなので安心だ。
 
 と思っていると目の前を誰かが横切り祭壇に向かう。
 その後ろ姿だけで分かる。
 思わず、その人の名前を声に出していた。
  「ショーン……」
 
 その声が聞こえたのか、2人の副総監の動きが止まる。
 祭壇に目を向けたみたいだ。
  「あの人殺し野郎。よくも堂々と総監のミサに」
  「お前もそう思うか。俺も同じことを思っていた」
  「組むぞ」
  「おう!」
 
 
 あれ、この2人いつの間に戻ったのだろう。
 ついさっきまで言い争っていたのに。
 
 




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