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自分の道は自分で決める! (44) 

 帰り道、警視総監の私室で見つけた日記のことを思い出していた。
 ショーンのことしか書かれていなかった。
 
 一緒に仕事をし出して、この7年。
 私を名指ししてきたのはショーンと会わせたくなかったからだと書かれていた。
 あの時は警視になってルノーに決闘を申し込まれ国際競技場でした。
 そのあとショーンにエッチされた。
 そのエッチを見られていたとは知らなかった。
 
 そうだ。
 あれを機に名指しされ一緒に仕事をするようになったんだ。
 ある意味、私が事の発端だ。
 
 日記には、こう書かれていた。
 出張に行くたびショーンの姿を見かけたと。
 朝まで帰ってこなかった時があったな。
 父もそうだったから気にもとめていなかった。
 ショーンとエッチしていたのか。
 
 総監。
 あなたはショーンのことが好きなのか。
 
 ショーンとエッチだなんて。
 
 ショーンの気持ちが知りたい。
 私とエッチしたあとで総監ともエッチをした。
 いや、指でイカしたんだっけ。
 
 気持ちよくなるのは分かる。
 私もそうだから。
 
 
 私はチキンなんだ。
 大学生活に馴染めたのは1年経ってからだった。
 皆が自由に主張したり押し黙っていた。
 一番仲が良かったのはカズキとワンだった。
 カズキは細くてユラユラしてそうな体型なのに芯はしっかりしていて、あまり主張しない。
 ワンは香港マフィアの子どもで体型もそうだがどっしりして揺るぎのない奴。
 その2人と一緒に居た。
 
 
 こんな理解不能なことなんて予想外だ。
 
 それでも時が経てば人も変わる。
 いくら仕事で手柄を立てても中身は変わらないと話にならない。
 
 ショーン会いたい。
 どうすれば会えるだのだろう。
 連絡先も、どのホテルに泊まっているのかも分からない。
 ミサには来るだろうか。
 
 ショーンと話がしたい。
 
 
 


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