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自分の道は自分で決める! (27) R15! 性描写あります。

 馬から降り、タイマン勝負になる。
 ルノーは水を得た魚みたいに生き生きと剣を繰り出してくる。
 私は防御に徹していた。
 相手の癖、性格などから剣筋を読み取っていく。
 
 今までの態度を考えて素早く計算する。
 なるほどデータにアクセスできなかったら私をナメていたのか。
 一撃が来た。
  「つ……」
  「へえ、案外、小さいんだな」
  「卑怯者」
  「この小さいものでショーンは満足しているのか。信じられないな」
  「満足してないから、取っ替え引っ替えしているのだろう」
 
 すると強い衝撃が来た。
  「っ……」
 剣を取られてしまった。
 だが、まだ盾がある。
 まさかとは思うが、こいつも両利きか。
  「ギブすれば、それで終わりさ」
  「まだ勝負はついてない」
 
 両腕で突き出してくる。
 思った通りだ。
 こいつは右しかできない。
 左はハッタリだ。
 剣を取り返すまでもない。
 盾を使う。
 
 右サイドに括り付けていた手を外し、紐は左手首に数回巻き付け、盾の表面を前にして構える。
 私が防御に徹している理由はある。
 一つはルノーを疲れさすこと。
 もう一つは自分の体力の温存だ。
 
 
 最大の見せ場は、さっきの空中で作った。
 疲れがきているのか、ルノーの動きが鈍い。
 剣を2本とも捨てたらしく、両手で盾を掴んでこようとする。
 掴んでどうするのだろうと疑問に思っていた。
 盾を掴むと蹴ってくる。
  「卑怯者! 堂々と」
  「どちらかがギブしたら終わりだ」
 
 そう、私にギブさせようとしているってことか。
 でも、あそこを蹴られただけでギブする男がいるものか。
 だけど、先ほどの蹴りで盾を構えていた手から力が緩んでいたみたいだ。
 盾を奪い取られフードごとアッパーで殴られた。
  「バカ力の持ち主かあ……」
 
 観客席から観ている、ある一部の人たちは、これから起きることが予想された。
 あいつが6勝したのは、アレをしたからだ。
 今回もするつもりか、と。
 
 その予想通りのことが起きようとしていた。
 ルノーは体当たりを食らわし、私を地面につけ身体の上に乗っかってくる。
  「いて……。おい、なにをして」
 
 だが、ルノーはなにも言わずフェンシングスーツを脱がそうとしている。
  「ルノー? いったい、なにを」
  「マサは出し惜しみしてくれるから話しにならない。素直に委ねろ」
 
 
 
 

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これは。。。
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