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好きになったのは年上で意地悪な人 (11) 

 でも、とんでもない人に抱き止められたもんだな。
 穴があったら入りたい。
 そういう思いで口を開く。
  「あ、あの……」
  
 だが、相手は抱き抱えようとしてるみたいだ。
  「ありがとうございます。もう大丈夫ですから」
  「道着のままか」
  「え……、ああ、そう言えば着替えなかったな」
  
  
 溜息を吐かれたがどうしよう。
  「あの……」
  
 その人は何かを呟いたみたいだが声が聞こえてこない。
 なので、もう一度声を掛けようとしていた。
  「あの……」
  
  
 その人は俺を肩に担いで歩き出した。
  「え、あ、あの」
  「静かにしろ」
   
 まあ、同じ建物に住んでるからな。
 楽と言えば楽なんだが。
  
  
 だけど、宮田常務は3階まで連れて上がろうとしているみたいだ。
 慌てて声を挟む。
  「俺は2階なので」
  「いいから静かにしろ」
  
  
 まあ、いいか。
 しんどいし、あとは寝るだけだからな。
 それに、これ以上なにも考えたくなかったので目を閉じることにした。
  
  
  
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そして登場したのが、この人なのねw

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