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春休みは恋人とニューヨーク旅行 (6) ソフトな性描写あります。注禁ではありません。

17階にあるトレーニングルーム。
 「先にウエイトルームで計ります」
 「はい」

体重と筋力、握力と計っていく。
思わず口笛を吹いていた。
ヒューッ。
 『Wow!!』
 『ユーゴ、どうした』
 『おい、見てみろよ』
 『どれどれ……。Oh… 』
 『こっちも。この2人、凄いや』

 『次に走行距離計るので、こちらに』
そう言うと2人は付いてくる。
ランニングマシンに一人ずつ乗るように指示をだす。
意味が分からなくても雰囲気で分かるのかオサムも乗る。
 「Ready… Go! 」

走行距離とは1キロをどのぐらいのペースで何分で走るのかを図るのだけど、この2人の走りは安定している。
1キロ走った時点でも表情は変わらない。
 『なにか運動している?』
 『陸上』
 『なるほど、陸上ねえ。納得』

腹筋、屈伸をさせ、身体のこわばりを解させる。
マシンチェアに座ってもらい、2人の調節をしていく。
足が浮かないように先に足の甲をベルトで押さえ、次にウエストの位置でベルトを締めてやる。
筋肉の付き具合がイイ。たまんねえなあ。
シュンペイは圏外だけど、身体の線はイイ。
生唾ゴックンものだ。
 『うーん……、シュンペイはG3かなあ』
 『4でやってみたい』
 『それじゃ、3で様子を見て4にしよう』
 『OK』
そっか、シュンペイは英語の語学は必要ないんだな。
それなら、今度はオサムなので日本語で話しかけてやる。
 「オサムは1にするかな」
 「Gってなに?」
 「負荷だよ。陸上で言うならペナルティだ」
 「ふーん……」
 「1でやってみて、大丈夫そうなら2にしよう」

少しやらせるとシュンペイは4でもいけそうだ。
 『シュンペイ、4に上げるぞ』
 『オーライ』
 
Gを乗せるため、シュンペイに近づく。
シャツに張り付いている汗が気持ちよさそうだ。
やっばい、シュンペイは圏外なんだよ。
静まれ、俺の心臓。
なんでドギマギするんだ。
 『ゆっくり動かして。どう?』

少し重たいのか。
じんわりと腕は動く。
それに伴って汗が滲みでてくる。
う、美味そうだ。
その汗を舐め取りてぇ……。
シュンペイの声が聞こえてくる。
 『ん、これぐらいならイケる』
 『無理なら3に戻すが』
 『大丈夫だ』

今度はオサムだ。
その前に声が掛かる。
 『ユーゴ、こっちも見てくれ』
 『待ってて。オサムは、もう少し1でやってみよう』
 「はい」

治は気になり聞いていた。
 「俊平、一つ増やしてどんな感じ?」
 「合計8キロだからな。さっきよりきついが、それでも余裕に動く」
 「なんか格好いい」
 「治より筋肉ついてるからな」
 「無理しないでね」
 「治もな」
 「うん」

ユウゴを見てると、さっき声を掛けていた人に近寄っている。
何を話しているのか分からないが楽しそうだ。
俺も、あんな感じに英語を喋られるようになりたいな。

 『ロン、ショーンがそろそろ終わりじゃないかって言ってるぞ』
 『いや、まだ7分ある』
 『本人に言ってやれよ』で、オサムは2にしてみようかな」
 「はい」
ズシリと重みがかかる。
 「ゆっくりと動かして。どう?」
 「あ、大丈夫」
 「そうみたいだな。今から15分、それで動かしてて」
 「はーい」
素直っていいねえ。
 『2人とも、それが終わったら隣のダンベルだからな』
 『頭の上に持ち上げるあれか』
 『そう。でも最初はマットレスに寝っ転がって腕を上げることから始めるから』
 『できるかなあ』
 『シュンペイならできそうな感じだな』
 『サンクス』
 『じゃ、準備してくる』
 『OK』

 「治」
 「何?」
 「今の通訳してやろうか?」
 「いらない。俊平の意地悪」




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