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弟と兄 (14)※軽く描写あります※

※真木視点※


俺はお願いしていた。
 「ねえ、もう一度」
 「もう少し、このまま繋がっていたい」
 「何言ってるんだが…」
苦笑しながら言ってやる。
 「もう一度、チャンスが欲しいんだ。3年の体育大会に賭けるから」
その言葉に、即答だった。
 「俺は許さない、と言ってるんだ」

 「ねえ、言わせて」
 「しつこい」
 「今度の体育大会で、どの種目でも良いので個人優勝したら、自分の気持ちを伝える」
 「誰に」
 「それまでに自分の気持ちを整理しておくから、待ってて」
 「…優勝しなかったら?」
 「伝えない」
 「真木」
 「これだけは言っておくよ。俺は小林と離れたくない」

ああ、この人の睨み顔は最高だ。
俺、やっぱりこの人が好きだ。
もちろん、弟の小林の方も好きだけど。
あ…、そういえば、崖の下でヤッてたんだ。
それを知られないようにしないといけない。
バレたら、大目玉食らう羽目になる。

 「ねえ、いい加減に下りて」
 「いやだ」
 
そう言って、自分のモノを抜いて、俺の身体に体重を乗っけてくるように寝っ転がってくる。
 「重いの」
 「煩い」
 「ねえ、」
 「煩い」

(いや、本当に重いんだよ)と思いながら、恋人の背中を抱きしめてやる。
 「ベッド行こ。背中痛いんだ」


その言葉で気が付いたのだろう。
こう言ってきた。
 「そう言えば、昨日は祐樹の身体しか診なかったな」
 「やっと気が付いたみたいだね。顧問から診てもらえと言われたのだけど、俺と田中は怒られてただけだもん」
 「怒られるような事をしただろ」
 「祐樹が一番大事だもんね。その気持ちは分かるよ」

そう言うと、凄く嬉しそうな表情で言ってくる。
 「そうだろ。あいつは、この世の中で一番大切な人間なんだ」


(ブラコン)と思いながら、俺は甘えてみた。
 「ねえ、俺の身体を診察してくれる?」
 「ギャラは?」
 「ひどっ。貧乏高校生からふんだくるの?」
 「どーしよーかなー」

そう言いながら、俺の恋人は俺の胸の位置に唇を置き、乳首を舐めたり弄ってくれる。
まるで小さな子供みたいだ。


 「あ、そうだ。小林が入院してるのなら、その間、飯を作ってあげるよ」
 「プラス、エッチな」
 「ったく、この人は」

 「俺の家で」
 「え…」
 「ここだと壁が薄いからな。俺の家だと、今日と明日は祐樹が居ないから、思いっきり声が出せるから、誰にも聞かれる心配はないぞ」
 「も、もうエッチなんだから…」



二泊の用意をし、小林家に向かった。
先に食事を食べ、その後はエッチタイムだ。

昼間は乗っかられたが、今度は俺が上だ。












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軽く描写あります。
真木といちゃいちゃ関係の小林養護教諭でした。
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