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サドなアイツと俺 (38)※キス描写だけ・・・※

※ジュン視点※キス描写あります。



トニーに抱きしめられ髪を撫でられているのが、気持ち良く感じる。
俺のもそうだがトニーの下半身も固くなり誇張して、お互いの身体に押し付けてるのが分かる。
さっきトニーに言ったが、今のトニーは好きだ。だけど昔のトニーは大嫌いだ。
でも、大学行って一人でフランスで仕事をしてる間に変わったんだな。

今の俺なら聞けるかもしれない。
そう思うと、トニーに聞いていた。
 「ねえ、トニー」
 「何?」
 「俺、就活できなくて何をしていいのか分からなくて、ここに来たんだ」
 「は?」
 「ダディにも話したんだ。『今の自分だと何かをしても身に付かない。だから、もう一度学生やって何かを見つけたいんだ』とね。そして、場所はドイツかフランスを考えてるって」

トニーは黙ってる。
 「楽しかった思い出はドイツとフランスなんだ。それでも俺はフランスを選んだ。ドイツも良いけど俺はフランスで見つけたい、そう思ったからなんだ。
で、ひとつ。やっと見つけたんだ」

トニーを仰ぎ見て言う。
 「分かる?俺、ここに来て1ヶ月も立たないうちに見つけたんだ。
恋人ではなく、恋人候補を」


トニーは俺の頭の上に手を置き、そのままの姿勢で固まってしまった。
そんなトニーに笑いながら言ってやる。
 「トニー、好きだよ。昔のトニーは大嫌いだけど、トニーも変わってきてる。恋人とは思ってないけど、俺の近くに居る。
ねえ、トニー。好きになっても良いかな?」


トニーは真っ赤になっている。
先程までの俺なら迷わず茶々を入れただろう。でも、今は違う言葉を言ってやる。
 「友人の一人にしてあげる」

それを聞いてトニーは大きく溜息を吐き、言ってくる。
 「お前の友人って何人居るんだ?」
 「ジンだけだよ」
 「ジン?」
 「うん、そうだよ」
 「嫌だ」
 「え、何が?」
 「あいつと同レベルだなんて嫌だ」
 「トニー?」
 「あいつは…、昔っから俺の邪魔をしてくれる」
 「それは」
 「俺はあいつと同レベルは嫌だ。上げて欲しいね」
 「何に?」
 「ジンが友人なら、俺は友達だ」
 「え?」
 「いや、親友の方が上だな」
 「な、何を言って…」
 「恋人が一番良いんだけど、それが駄目だって言うのなら恋人候補か親友だ」

それを聞いて思わず笑っていた。
くすくすっ…。
 「何が可笑しいんだ?」
 「だって、そんな事を言ってくる人なんて、今迄一人も居なかったから」
 「お前の様なサド野郎には俺の様な奴が似合ってんだよ」


思いっきり笑ってしまった。

あはははっ…。

笑っているのに、トニーは俺の鼻の頭を抓ってくる。
 「こーら、何を馬鹿笑いしてるんだ?」
 「楽しい事を言うんだなと思って」
 「本当にそう思ってる?」
 「うん」
 「本当に?」
 「しつこい」
唇にキスされるが、直ぐに離される。
ニヤニヤしながらトニーは言ってくる。
 「笑いが止まったな」
 「もう、意地悪なんだから」

今度は俺の頬を挟み、持ち上げられキスされた。
唇をノックしてるのか、でも開けてやらない。
が、唇を舐められる。
 「ふっ…」

微かに開いた唇をこじ開け、歯列を何度も何度も舐められ、歯の隙間から舌をねじ込ませてくる。そのうちに口内を舐め回して俺の下を絡め取っていく。
 「んっ…」












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若いっていいわね。。。
年寄りは、毎日のようにエッチしようと思わないもの
(;-_-) =3 フゥ
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