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archive: 2019年11月  1/3

自分の道は自分で決める! (60) 

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 3年経った冬。 ボスから2ヶ月ほど家族旅行すると言われた。 ドクター・ヒロトと息子のジュンと3人でサンタクロース村に行くらしい。  「サンタクロースなんていないよ」  そう言うと、こう返してきた。  「男は夢見る少年さ」  その言葉は、学生時代にも言われた覚えがある。 それを思いだし笑っていた。  「行ってらっしゃい。楽しんでね」  サンタクロース村は、たしかフィンランドのアトラクションパークだ...

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自分の道は自分で決める! (59) 

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 久々の一人暮らしを満喫していた。 2号が1ヶ月で、ショーンは4ヶ月強で退院した。 そんなショーンは、こんなことを言ってくる。  「2月のクソ暑い時にヘソに行く気はないが、4ヶ月もしてなかったから鈍ってるな」  「運動したら?」  「あの5匹を試し撃ちの的にしたい」  「やめて」  「射撃場はないか」  「警察署の中にならある」  「警察署かあ」   するとショーンの顔つきが変わった。  「銃のス...

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自分の道は自分で決める! (58) 

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 ショーンと和やかに話しをしていたら、2号なのか鳴き声が聞こえてきた。 ふと見ると5匹のうちの1匹が鳴いている。 しかも尻尾を噛まれたらしく、2号は2匹目に噛み付こうとしている。  「嘘だろ。尻尾が……」  「あいつは戦闘犬だ。のほほんとした番犬なんぞ束になっても相手にならない」  「下ろして」  「どうする気だ」  「いいから下ろせっ」   5匹に近寄っていく。  「おまえ等ありがとな。でも、もう...

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自分の道は自分で決める! (57) 

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 1年と少しだけど犬と一緒に暮らしていたが、これからは1人増えるのか。食事は1人だからと気にしなかったのだけど、これからは考えるなあ。まあ、明日からヘソに行くみたいだし久しぶりの1人だ。 ゆっくりさせてもらおう。  そう思っていた。 なのに、帰ろうと裏口のスタッフ出入り口を出た途端、誰かに拉致られる。  「え、なになに」  「こいつはもらっていく」   この声は、もしかしてショーンなのか。どうして...

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自分の道は自分で決める! (56) 

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 その頃、マサはショーンの腕の中で寝ていた。 目が覚めスマホを見ると13時半になろうとしている。 そろそろ行かないと、と思っていたらLINEがくる。  アプリを開くと、珍しく長文だ。 ーボス  仕事帰りの博人さんが、チャーチを出たばかりの2人に声をかけられ、そのまま連れて帰ってきた。だから迎えはいらない。ちなみに今日は13時に終わったらしい。悪かったな。  その文面に、こう返す。 『無事に帰り着いたのなら...

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自分の道は自分で決める! (55) ヒロト視線 

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  偶然、目にしてしまった。 彼は男好きなのか。 たしかガードマンだったよな。 まあ、仕事に支障がでなければいいさ。 聞き耳を立てていたら前職のことを話しているみたいだ。 そんな時、メールがきた。 そんなにも距離が離れてないからOKしたんだ。  それは彼らの後ろを尾行しているみたいだが、そうではない。 ただ、同じ道だった。 それだけだ。  病院のスタッフ入り口に着く頃、またメールがくる。 迎えに行く...

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自分の道は自分で決める! (54) R18! 性描写あります。抵抗ある方はスルーしてください。

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 少しばかり見てると誰かが病院から出て近寄っている。 ドクター・ヒロトは、その人とスペシャル病院へと入っていく。  「たまたま同じ道を歩いていたのかもしれないよ」   だけどショーンは何も言わない。  「ショーン、どうかしたの?」   待って。 途中から一緒だったって言った?  あ、もしかしてショーンと抱き合ってキスしているのを見られていたのだろうか。  ブルゾンのジッパーを下げられセーター越しに...

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自分の道は自分で決める! (53) ソフトな性描写あります。

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 ショーンは相変わらずスーツが似合っている。 やっと脱スーツに慣れてきたのもあり、思わず言っていた。  「相変わらずスーツだね」  「これが一番しっくりくる」  「あ、そうだ。以前ショーンに話していた銃のコーチのことだけど、適任者がいるのでなしになったからね」  「100万ドル用意できなかったってことか」  「そんな大金は無理です」歩こうとすると腕を引っ張られる。 「ちょっと、ショー」 「こっちだ」...

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自分の道は自分で決める! (52) 

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 会社に戻りカレンダーに目をやる。 ボスのお陰で1年間は大丈夫だ。  「ま、当面はやっていけそうだな」  どうしても最初は知り合いになる。 信用して貰えるように地道に地元に働きかけることから始めないといけない。 ダブルワーク推奨だから週に2、3日出て貰えると嬉しい。  15人のうち9人はパースの人なので、残りの6人は交代制にして常駐。 警視総監と7年間働いていたせいか苦手なデスクワークが難なくできる...

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自分の道は自分で決める! (51) これからは新天地!

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 その年の3月下旬にオーストラリアにあるパースに入った。 私を入れて15人のスタッフが集まる。その内の9人はパースの人だ。  武術は道場があるからいいが、肝心な銃のレベルアップはどうしよう。 もう一度ショーンに言ってみようかと思い電話をする。  「あれって本気だったのか。ギャラ100万ドル以上でないとOKしないぞ」  100万ドルだなんて払えない。 くそぉ、こうなると自分でやるか。  だけど4月になるとドイ...

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