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はじめに。。。

性的表現がありますが、ストーリー重視の小説です。
18歳未満の方や、♂×♂同士の恋愛話に抵抗のある方はご遠慮ください。


リアルが忙しくなり、

月・水・金

の、

週3日、AM8:00

に公開させていただきます。
たまに、お休み頂くこともありますが、ご了承ください。


Hiroto_Fukuyama
🌠イラスト:豆たろさん🌠

私の創作ですので、自己満足の世界とも言います。
中傷、批判とかは受け付けません。(きっぱり)
なお、文章及び画像は著作権放棄しておりません。
無断使用、無断転載は固くお断りします。

最新記事か、下記の、お好きな≪ ≫シリーズ欄でどうぞ。
≪イベント小説の紹介≫
 季節物な物語です。

≪うちの子たち、ご紹介≫シリーズ
 全キャラが登場します。  

≪雅俊平&雅治≫シリーズ
 陸上から始まったお互いの物語。

≪福山博人&福山友明≫シリーズ
 医者を通しての恋物語。

≪新田嘉男&桑田政行≫シリーズ
 水泳アスリートだった政行の恋物語。

≪利根川五右衛門&高瀬義昭≫シリーズ
 政行の父が社長の会社で、利根川は専務を、政行の秘書をしていた高瀬の恋物語。
このブログ始まってのリーマンモノです。


≪宮田一族≫シリーズ
 宮田文雄&松井弘毅の恋物語。
大学生&高校生モノです。


≪その他のキャラたち≫
 クリックして、目次内をご覧ください<(_ _)>


☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
 
『龍神の宮殿』 全年齢対象のファンタジーの作品です。
    注:エブリスタさん限定の作品です。
ryu-jin_c.jpg



。.:♪*:・'(*⌒―⌒*))) ごゆっくり~



男子は夢見る少年 (6) 

 一方、こちらはコースケ。
 逃げまくっていると、途中でビッグと会ったので背中に乗せてもらい逃げ回っていた。
  「このクソガキ。犬は人間を背に乗せて走り回るものじゃない」
  「お前らが俺たちを拉致るからだろ」
 
  「捕まえろー。本物はこっちだ」
  「あっちは無視して構わん。こっちに集中しろっ」
  
 いや、お前らが”あっち”と言ってる奴は2人をノシて逃げているのだけど。
 まあ、いいや。
  「ビッグ。思い切り走り回れっ」
  「犬は馬みたいにはいかんっ」
  「そぉ~れっ」
 
 ビッグは嬉しそうに走り回っている。
 人間と違って軽々と走り階段近くまで来たら、ビッグは吹き飛んだ。
  「え、どうして?」
  「ほーら、お坊ちゃん分かっただろ。しょせん犬は犬なんだよ」
  「分かったのなら、一緒に来てもらおうか」
 
 連中の後ろをトモが何かをやっているのが見える。
 こいつらの注意は俺にしか向いてないので、トモのやることは眼中にないってことか。
 トモは何をやっているんだろう。
 少し見ていると分かった。
 
 あの横繩か。
 
 じゃ、俺がこいつらを先導すれば良いのか。
 
  「へ、誰がおとなしくつかまるもんか」
 お尻ぺんぺんと叩いて見せると、その男たちは走り寄ってくる。
 とっとと奥に向かって走り抜けてやる。
 
 だけど、爪楊枝を立てていたのを忘れていた。
  「ってぇなあ」
  「なんだよ、これ」
  「まさか、さっきのと?」
 
 お、1人が射程圏内に入ってきた。
 すると、3人とも入ったのでトモと一緒に引っ張ってやる。
  「いっ」
  「この、え……」
  「う、うわぁー」
 
 3人に向かって倒れたのは獅子だった。
  「お前って……」
  「1人だと難しいから、あの置物は重そうだったから手伝ってもらったの」
 
 すると、2人の男が目に飛び込んできた。
  「このガキがぁ……」
  「2匹とも捕まえてやる」
 
 トモに聞いていた。
  「お前、こいつらに何やったんだ?」
  「んー……、大事な所を噛んだだけだよ」
  「大事な所って、どこ」
 
 だけど、ほどなくして分かった。
  「ああ、2人のチンかあ」
 
 だけど、1人は違ったみたいだ。
  「さまぁ、俺の髪にジュースをつけやがって。ぶん殴ってやるっ」
 
 その言葉で、分かった。
  「あー、なるほど。そういう手があったか!」
  「もう、使わさん」
 
  「逃げろー」
 俺とトモは獅子に乗っかかられた3人を踏みながら階段へと走って行く。
 
 

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男子は夢見る少年 (5) 性描写(?)あります。

 チョコレートを食べながらポケットの中身を見ていく。
 コースケは輪ゴムを指に絡ませていく。
 今度は輪ゴムを使うのか。
 僕は何にしようかな。
 
 縄って何に使えるかなあと考えていると、玄関に行くには階段を下りないと行けない。ということに気が付き、縄を手すりにグルグル巻きにしていく。
 短いのは階段近くの手すりに付け、段々と長いのを巻いていくが、5本目は短いのにする。
 
 コースケが持っている縄は階段の上り口に1本の横長な線にして両端を持つようにすると、コースケは分かったみたいだ。
  「トモも考えるようになったな」
  「誰かさんたちのお陰でね」
  「やった覚えないけど」
  「うん。やられた覚えはないけど、見てたから」
  「なるほど、避けて通ったということか」
 
 残っている押しピンを階段の上り口にピンを上に向けて並べ置いていく。
 コースケは階段横にあるドアの前に押しピンを並べていっている。
 
 何を思ったのか、爪楊枝を絨毯の真ん中部分、端部分、真ん中を避けての部分と交互に分けて並べていっている。僕の持っている爪楊枝も取り出しコースケの置いていない場所へ好きなように置いていく。
 
 横置きにすると転ぶかなと思っていたら、柱に取っ手があり、そこにも置いていく。
  「そろそろ来るかな」
  「出口はどこ?」
  「あっち」
 
 階段の向こうにある扉の先が、出口みたいだ。
 しかも、こんなことを付け加えてくれる。
  「階段を下りきったら地下だから、気をつけろよ」
  「めんどくさい建物だね」
  「ほんと、そうだよな」
 
  「いたぞ」
  「うげっ」
 
 びっくりした。
 柱の向こうに隠れてしまったが、コースケはどうしたのかな。
 コースケと同じ方向に行けばよかったのかな。なんて思っていたら担がれてしまった。
  「なんで」
  「ほぉら、子どもは肩車をされると嬉しいだろう」
  「離せー」
  「暴れるなよ」
 
 どうしたらいい?
 こういう場合、いったいどうすればいいのだろう。
 
 足に何か当たるので痛い。
 そう思い、それに手をやり取り出すとオレンジジュースだった。
 もったいないけれど、ごめんね。
 
 そのオレンジジュースを開くと、その男の頭に中身を掛けてやる。
  「ん……。いったい何が?」
  「美味しい?」
  「こんの、クソガキィ……」
 
 振り落とされてしまった。
 だけど、爪楊枝をいっぱい並べたので、開いているドアの向こうに走って行った。
 声が追いかけてくる。
  「待ちやがれっ」
  
 誰が待つもんか。
 そう思ったら、近くで声がした。
  「一匹捕まえた」
  「このクソガキ、俺の自慢の髪にジュースをつけやがって。ぶん殴ってやるっ」
  「ぶん殴るのは後にしろよ」
  「そったれがぁ」
 
 冗談じゃない。
 僕を抱っこしている手を齧るが離れない。
 どうしよう、もう一人は怒ってやってくるし。
 
 本当はやっちゃいけないんだよ。
 分かっているんだよ。
 
 ごめんね。
 
 そう思うと、抱っこしている人の手を思いっきり噛みつくと手が離れるので、大事な所も齧りついてやる。
  「い”っ……」
 
 もう一人の大事な所も噛みついてやると2人とも蹲った。
  「う”っ」
 
 ごめんね。
 


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性描写になるのでしょうか?

君は俺の天使 (22) 

泳ぐことは出来なくても俺にはやることがある。だけどスポンサー契約は解かれ、仕事も辞めさせられるのだろうなと思うと、やることはなくなる。

そう意を決して会社に行く。
すると、数人の人事異動の発表があった。
その内の1人になっていた。
しかも、社長秘書!
いきなりの大抜擢に焦って声が出なかった。
 「な……、で……」

 「お、来た、来た」
 「高瀬君、仕事でも頑張ってるからねえ」
 「そうそう、働きながら大学にも通ってたし」
 「卒業おめでとう」
 「総合1位おめでとう」
 「もっと嬉しがれ」

皆に、わやくちゃにされた。
政行は12歳という最年少で、総合2位というメダルを手にした。
俺が育てたんだ。

そして、4年間がむしゃらに秘書業をした28歳の夏。政行は16歳になり、オリンピックで1位を総なめに取り、総合優勝した。
俺が育てたんだ。

高1になった政行は、よし兄から高瀬と呼び方が変わるが、まあ良い。
政行の目に俺はどのように見られているのか分からないが、俺は見る目が変わった。
天使から、好きで堪らない大事な存在に。

そんな時、政行の義理母となる女がやってきた。
その日も、俺は桑田邸へ行っていた。
政行と、執事の明智さんと3人でたわいもない話しをしていた。

バタバタッと数人の足音が聞こえてきた。
 「執事さんっ、大変です」
 「お客様なんですが」
 「旦那様の再婚相手って方が」

 「落ち着きなさいっ! で、そのお客様はどちらにいらっしゃるのですか?」
 「門の前です」

分かりました、自分が参りますと応じた執事は背筋を伸ばして行った。
その背中を見て言っていた。
 「まあ、政行のこともあるから再婚に踏み切ったのかな。あれ、どこ行った。政行、どこだ?」

政行を探していると、女性が入ってくるのが見えた。
あの人が社長の再婚相手、政行の義理母になる女性か。

なんか嫌だな。



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男子は夢見る少年 (4) 

 ビッグと呼ばれた犬は、コースケの言葉に忠実に動いていく。
 まずは自分の部屋へ。
 そこは屋敷の玄関近くにあるのだが、大広間を渡り、廊下を3本ほど渡らないと行けれない。
 
 その途中で誰かと鉢合わせてしまうことがあり、気が気ではない。
 押しピンのピンを上にして階段の上り口に7列にして並べ置いていく。
 少し間をあけて、今度はバナナの皮を敷くように置いていく。
 
 すると、誰かが走りながら、どこかの部屋に向かって叫び聞いている声が聞こえてきた。
  「おい、子どもを見なかったか」
  「いえ、居ませんよ」
  
 その男は走る足を止めずに勢いよくバナナの皮で足を滑らせ押しピンの上に覆いかぶさった。
  「ぎゃあー」
 
 その男は階段の下まで落ちていく。
 人が集まってくるが、コースケと一緒になってVサインをしていた。
 
  「今度は俺の番だ」
 そう言うと、コースケは次の廊下に向かった。
 
 爪楊枝の先を上にして、絨毯の上に丁寧に立てていく。
 コースケはいじめっ子の表情をしながら楽しそうだ。
 
 声がする。
  「なあ、あいつはどうしてああなったんだ?」
  「俺が知るかよ」
  「もしかして、あのガキどもか」
  「拉致られたから復讐か」
  「でも、何も持っていなかったけどな」
 
 5人の男は爪楊枝の上を歩いているが、何も感じないみたいだ。
  「ん?」
  「どした」
  「いや、なんでも」
 
 何かに気が付いたのかな。
 でも何事もなく歩き去ったみたいだ。
 そう思っていたら変化があった。
 
  「なんだ、これー」
  「ってぇなぁ」
  「ピン、いや。木って、なんだぁ……」
  「そったれー」
  「あのガキどもがあ」
 
 その声を聞き安心した。
  「やったね」
  「爪楊枝は即効性ないってことか。でも痛みは後からジワジワ来ると。覚えとこう」
 
 残りの廊下は1本だ。
 でも、その前にトイレに行きたくなってきた。
 そう言うと、今のうちに行っとくかということになった。
 
 トイレに行くと、綺麗に掃除されているのか汚れがついていない。
 個室に入り蓋を閉めて2人して座り込む。
 
  「これからどうする?」
  「あと1本で玄関だから、と言っても、あっちも考えるだろうな」
 
 トイレに入ってしまったので、犬とはぐれてしまった。
  「ここがどこなのか知ってるの?」
  「うん……。まあ、トモだから良いか」
 
 ここはコースケのお爺ちゃんの家だそうだ。
  「遊びに来ましたって言えば?」
  
 そう言うと、コースケは目を大きくパチクリとしていた。
  「父ちゃんが聞いたら”とんでもないことをするな”と言って怒るだろうな」
 


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