BL風味の小説

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『ヴィオレ・パルル』の男前二人 (17)


 「う……」

目を開くと、真っ暗な闇。
その闇の中から声が聞こえてくる。
 「ふふっ…、ショウマ起きたか。
ご機嫌いかが?」
 「こ、このっ…、アキは」
 「あいつを巻き込むな」
 「だからって…」
その男は牙を見せてるのか、闇に牙だけが浮かんでる様に見える。
 「ここが何処なのか分かるか?教えてやろう。」

その男は口を閉じると、ある一点から絞り出したような声が上から降ってくる。
 「ここは無の入り口。貴様の次なる言葉で無に入るか、塵となるかが決まる」


その言葉でショウマは悟る。
 「ま、まさか…、俺は、俺は…」
その言葉で気が付いたショウマは己の姿に驚愕した。
そう、頭の部分しか残ってない事に。

ショウマは喉から絞り出す。
 「流石は、ヨシさんの次なる継承者という位置だけの奴だな…」
 「お褒めの言葉をありがとう」
 「サド野郎、俺の身体はどうした?」
 「狼に食わせたよ。お前の身体には色々とエキスがたくさんあるからな、さぞや腹いっぱいになっただろうな」

そいつ等に、その頭を食わせても良いのだが…。
なあ、ショウマ。
最後の選択をくれてやる。
俺に食われるのと、無に入るのとどっちがいい?


 「なんで、お前に」
 「俺の大事なアキに手を出したから」
 「まだ出してない」
 「出そうとした、それだけでも立派な理由だ」
 「俺はっ…、俺はトップになる。それにはアキが必要だ」
 「言ったな」
 「それがどう…」

ヒュンッ!!

鞭がしなりショウマの後頭部を炸裂させる。
 「コウジ…」
 「次は、その額だ」
 「や、止めろ!止めてくれっ。俺は誰にも食べさせんっ。アキと…」

次の瞬間、コウジの口が裂け牙が見えた。
それがショウマの最後に見かけた光景だった。
 「あ・・、.....ギャアア――!!」


otokomae01.jpg



ペロッと自分の舌で口元を拭う。
 「ふんっ。誰が貴様の様な下賤な奴に触れさせるもんか。
やっぱり、こいつは最高な味だな。
これで、貴様の能力も頂いた。」



Happy Halloween。。。
今宵もドラキュラが牙をむく。
アキ、君が生きてる間に会うことがあったら嬉しいな。
俺は、再び眠りにつく。
会える事を祈っているよ。
その日まで、元気で…。













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この話、書きたかったの。
やっぱりHalloweenには、こういうのが無いとね(*´∇`*)

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