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俺の隣は。。。 (37)


会社に着いた政行は5階にある自分の部屋に入り、スケジュール表に書き込んでいく。
午前は総務に、午後は経理。

俺の秘書は、まだ決まって無い。
高瀬は社長と俺との兼用だし、別に居なくても良いよ。
俺は俺でスケジュールを組んで仕事をしていってる。

利根川。
あれから何も言ってこないのだけど、きちんと話し合いしたのかな。
したからこその引っ越しなんだろうな。


コンコンッとノックが聞こえ、高瀬の声も聞こえてくる。
 「おはようございます。今日の」
 「おはよう。今日の仕事は午前は総務で午後は経理だよ」
高瀬の声に被せて言ってやった。
 「は?今、なんて…?」
 「何が?」
 「何で、勝手に組むんだ?」
 「だって、今日のスケジュールは真っ白だし、経理と総務から声が掛かったから」
 「だからって、まずは秘書と確認するものだろっ」
 「俺の秘書はまだ決まって無い」
 「だから俺が」
 「兼用だろ?それに高瀬、いつも来るの遅いよね」
 「社長が先」
 「なら社長に言っとくよ」
 「なんて?」

素直に答えてやった。
 「9時始業なのに、兼用秘書は、いつも40分遅れてくる。
遅刻秘書は要らない、ってね」
 「だから、社長が先で」
 「そんなにも社長が大事?」

高瀬が詰まった。
 「…そんな事を」
 「俺は聞く。それに社長秘書は3人居るだろ?高瀬を入れると4人じゃん。
4人も要らないだろ?」
 「社長が出張の時は、俺が付いて行くから」
 「分かった…」


もう時間なので行かないと、と思い立つ。
 「政行?」
 「違う、常務だ」

指摘してやると、高瀬は言い直してくる。
 「常務、どちらに行かれるのですか?」
 「総務だ」
 「今日の午前の」
 「総務で仕事だ」
 「午後の」
 「経理で仕事だ」
高瀬の言葉を遮ってやる。

 「政行っ」
 「だから言っただろう、常務だと」


政行は、ドアを開き出て行こうとしていた。
何を思い立ったのか、高瀬の方を見て言ってくる。
 「ああ、そうだ」
 「何だ?」
 「俺の住んでる所に二人して引っ越して来たんだってね」

その言葉を聞き、何も言えなかった。
 「一緒になれて良かったね。おめでとう」
まあ、声を掛けられた時は驚いたけどね…。


そう言って、政行は総務へと向かった。












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常務になった社長の息子VS高瀬のやり取り・・・
はい、高瀬の負けですねー
政行、遅刻秘書だなんて言っちゃったら駄目だよww
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