BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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俺の気持ちはブレない (22)※ソフトなR描写です※

※ソフトR!あります。抵抗のある方は最後の方だけスルーして下さい※


 『アロー』
直ぐに返答があった。
 『アロー。ここにマサが運ばれたと聞いて来たのですけど、居ますか?』

(マサ?マサって誰だ?)
少し黙っていたら、相手は一人だけでは無かった。
 『俺はデイブ』
 『私はホースキン』
 『私はクリス』
優は、その三人を見て驚き、チェーンが掛かったままのドアを思いっきり開いてしまった。
だって、この人達は世界を代表する有名スイマーだからだ。
しかも、一人はカナダの王様だし…。

その3人は揃って言ってくる。
 『ここにマサが運ばれたと人づてに聞いたのだけど』
 『この人です。知りませんか?』
 『教えて下さい』
手渡された写真は、3日前に海から拾って連れてきた人だ。
ああ、マサって、マサユキのマサか。
 『知り合いですか?』
 『ウィ、仲間です』
 『彼なら起きてるよ』
 『本当ですかっ』
 『ちょっと待って』と言って、優はドアを閉めてチェーンを外して玄関のドアを開くと、3人は中に入ってくる。
 『アロー、お邪魔します』
 『マサ、マサ、何処だ?』
 『マサ、クリスだよ。何処?』

うとうとしていた政行は、その声を耳にして驚いた。
え、クリスって言った?クリスって、ここはカナダなのか?
西條先生の声が聞こえる。
 『人ん家で騒ぐんじゃないっ』
 『ごめんなさいっ』
 『ほらよ、ここだ』


バタンッと、ドアが開かれる。
それと同時に3人が入ってくる。
デイブだ。
他にはブロンドイケメンと称されてるフランスが誇るスイマーのホースキン。
そして、勝手にカナダから出国する事が許されない、カナダの唯一の王族でありながらでも、カナダが誇るスイマーのクリス。
 「デイブッ!ホースキンにクリスッ」
 『マサッ!!!』

政行は3人に思いっきり抱きしめられた。
 『あ、ありがとう、3人共』
 『ミスター・ニッタから助けて欲しいと言ってきたんだぜ』と、デイブが。
 『デイブから聞いて驚いたんだよ』と、ホースキンが。
 『デイブからカナダにニューヨークの車が入った筈だ、と言われて探し回ってたんだよ』と、クリスが教えてくれたので、政行はクリスにお礼を言った。
 『ここはカナダなんだね。ありがとクリス。思いっきり公私混同させちゃったね』
 『ん。私の言う事が聞けない奴は、即、国外追放に課す!と、言ってやったんだ。最高に良い気分だったよ』と、笑いながら言ってくれる。

安心気な表情をしてデイブが言ってくる。
 『ほんとに良かったよ。ミスター・ニッタに電話する』
 『電話、代わってね』
 『OK』

デイブは少し話をした後、電話を渡してくれる。
 「もしもし、嘉男さん?」
 『政行っ』
 「心配かけてごめんなさい」
 『        』
 「もう、大丈夫だから。あのね、西條先生に代わるね?」
 『ああ、代わってくれ』

 「西條先生、良いでしょうか?」
 ほいほい、と言いながら、先生は話をしてはデイブに電話を返してくれた。
 「優、連絡しなくて良いぞ」
 「そうみたいだね」



翌日。
MEN'Sスポーツジム本店のボスが、ケベックシティ―に入ってきた。
高瀬も一緒だ。他にも二人居た。
高瀬は俺の顔を見ると、泣きだした。
 「良かった、本当に良かった・………」
暫らくすると、姿勢を正して、高瀬は紹介してくる。
 「ご紹介しますね。こちらは松井様です。松井財閥の総帥です。
ご存知ですか?父君と同じ大学の学部を専攻されてた方です」
 「え…」
(知らないよ…)

その人は声を掛けてくる。
 「初めまして。声を掛けるのは初めてだが、よくテレビで見てたから知ってるよ。
桑田君の一人息子だと認識している。
で、こっちに居るのが、私の息子だよ」
息子だと紹介された人も自己紹介をしてくる。
 「初めまして。松井弘毅です、今、高校3年生です」
初々しいなと思いつつ、俺も自己紹介をした。
 「初めまして。桑田政行です。この春に大学を卒業して働いてます」

トントンッと、ノックがしてはドアが開く。
 「君の上司とは話をしておいたからね。そして君の仲間が今準備している。
ああ、若者はその準備を手伝って欲しいな」
若者と言われ、松井父子は元気よく「はい!」と返す。
高瀬は笑っている。
 「40代は若いですからね」
 「そうだよ。君も若いだろう?」
 「ありがとうございます。だけど、私は先生と話がありますので」
高瀬は松井父にそう返すと、先生に声を掛ける。
 「この度は、大変お世話になりました。また、助けて頂き、本当にありがとうございました。
私は、彼の父君の第一秘書をしている高瀬と申します。
色々とお話をお伺いしたいのですが、宜しいでしょうか?」
 「どうぞ、こちらへ」


皆が部屋から出ると、静かになった。
え、嘉男さんは?
顔見てないよ?それに声も聞いてない…。
 「嘉男さん…」

ベッドから降りようと布団を捲ると、足には包帯が巻かれてるのが目に入った。 
 「なんで包帯が?しかも、足だなんて…」
ノックも無くドアが開くと、声が聞こえてくる。
 「政行、大丈夫か?」
 「嘉男さん…、これ、この包帯……」
 「ああ、大丈夫だ。日本に戻ったら抜糸する様に言われたから」
嘉男さんは、そう言いながらベッドに近付いて俺を抱きしめてくれる。
 「嘉、男さん…」
 「政行、良かったよ…」
俺は嘉男さんに抱き付いた。
 「ふ…、う……」
 「お帰り」
 「ただいま」

嘉男さんは優しく抱きしめてくれて、ぽんぽんっ…と頭を優しく叩いてくれる。
久しぶりの温もりを感じていた。
ふいに耳元で声がする。
 「政行…」
キスされる?して欲しい。
顎に指が掛けられ上向きにされる。
目を瞑ると、俺の唇に柔かく温かい感触がする。
嘉男さんの首に腕を回していた。
すると、俺の口の中に嘉男さんの舌が挿し込まれる。
 「ん、んん……」

暫らくすると、嘉男さんの唇が、顔が離れていく。
思わず言っていた。
 「もっとしたい…」
 「帰ってからだよ。それに、そろそろ昼食が出来上がる頃だ」
 「え、そんな時間なのか…」
 「それに包帯の下は、浅いが広範囲に切り開かれてたから巻いたらしいよ」
 「広範囲って…」
 「日本に帰国して最初にする事は抜糸だからな」
 「ねえ、俺の足」
 「その泣きっ面は俺だけにしろよ」
 「うん?」
 「今夜は、ここに俺も泊まる。で、明日の昼前にはニューヨークに戻る」
 「ねえ、何針縫ってあるの?」
顔を背けられた。
 「嘉男さん?」
嘉男さんは顔を背けたまま返してくる。
 「20針だ」

え・・・、20?
 「な…、なん、で…」
 「政行、明日ニューヨークに戻ったら犯人に会わせてやる。そいつにぶつけろっ」
 「犯人…、見つかったの?」
 「ああ」
 「分かった。なら今は我慢して、そいつにぶつけてやるっ」


その時、ドア越しに声が掛かる。
 『マサー、ランチ出来たよ』
 『OK』

俺は部屋に付いてるパウダールームに行って顔を洗い、嘉男さんにスラックスを履くのを手伝って貰った。うん、立ったり歩くのは差し支えない。
その時、下着越しに俺のを触れてくる。
 「明日の夜は、たっぷりと抱かせて貰う」
顔が紅くなったのが自分でも分かるが、それをも指摘されると益々紅くなった。

 「政行、顔が真っ赤だぞ」
 「も、もうっ…。そんなトコ触りながら言わないで…。エッチ……」


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ようやく嘉男の元へ戻った政行ですね。
で、下着越しに触ってる嘉男・・・
なので、ソフトなR描写ですっ(〃∇〃) てれっ☆

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