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二人のピエロ (45)~アレは揃う~

博人さんが声を掛けてくる。
 「友、お帰りー」
 「博人さん、貴方は勝手に何をして」
 「ん、私のコレが反応してね。来たがってたんだ」
そう言うと、博人さんのソレは頷く様に光を放っては消す。
まったく、相変わらずなソレだな…。
と、友明は呟いていたが、サトルはソレを見て驚いてる。
 「なんで、ソレを?」
 「コレは私と一緒に居るよ」
 「いつから…」
 「んー…。友と恋人になった年にドイツに行った時だから、20?いや、21年になるかな」

 「は?友と恋人?博人、お前…」と、昌平さんが。
 「ドイツ?ソレはドイツに居たのか?」と、サトルが同時に叫んでいた。
その二人に博人さんは返していた。
 「ショウ、私は友だから好きになったんだよ。それに、君はパースに来ただろ?」
 「ああ、パースに行ったけど」
 「あの時、4つが集まった」
 「4つ?」
 「だけど、君のコレは、違う存在の宝石(いし)を感じ取っているが…。
まだ時は満ちてないみたいだな」
 「あの、4つって」
 「パースには、私のコレと合わせて3つが居るからね」
 「え?」
 「君のソレは、残りの一つと会っては全ての力を感じ取っている。私がパースに戻ると、あの2つは直ぐに反応するだろう。そして、時が満ちるのを待つ」
 「あの、他の2つとは?」
博人さんは、あっけらかんと応じる。
 「フルートとピッコロ」
 「は?あの二人?」
 「元々はフルートに変身しているのが4つに分かれたんだ。それが中国とドイツとアメリカとイタリアに分かれた」
 「え…。あ、あの分からない言語があるのですが、分かります?」
 「どれ?」

サトルは1冊のノートを出してきては、それを博人さんに見せる。
 「このノートなんですけど、訳してくれると嬉しい」
暫らくの間、そのノートを読んでいきながら博人さんは呟いてる。
 「そうなのか、それで私を選んだんだね。どこかで見たような気がしてたんだよ…」

博人さんはサトルに言っている。
 「知らない方が身の為だ。ただ、ソレは全ての存在を知っては有している。それに、その機械は何?何のために繋げてるの?」
 「この形を維持させる為の…」
 「直ぐに外して。そんなのは必要ない。さっきも言った様に、ソレは全ての存在を知っては力を有している。それに、形を維持させてどうするつもりなのかな?」
 「維持させて…、私は…」
サトルの呟きを無視して、博人さんはきっぱりと言い放つ。
 「外すつもりが無いのなら、私がする」

博人さんは両手を広げて、蒼いバイオリンに言う。
 「おいで」
その一言だけで、ソレは自分を繋いでた機械から離れた。
蒼いバイオリンは空中に浮かんでる。
 「君は、誰を主に選んだのかな?そして、君はどうしたい?」
その蒼いバイオリンは博人さんの腕時計の蓋を蒼く染めた。
 「うん、上手だね。で、次は?」
そう言われ、今度はサトルの腕時計の蓋を染める。

すると、バイオリンを繋いでいた機械が一瞬にして壊れた。
サトルは吃驚して目をこれでもか!という様に大きく見開いてる。
博人さんの声がする。
 「元々、ソレは自由なモノだ。束縛される事を嫌う。形を維持させる事は、イコール束縛だ。
どういうつもりでいたのかは知らないが、君はソレを悪用しかけていたんだよ。ただ、ソレは全ての存在を感じ取っている。だけど、ソレは私のコレが居た場所に来ては、自らが浄化する事を希望した。縛り付けない事だな」

 「ボス…、私は……」


博人さんは言ってくる。
 「そうだ、友が居ない時に頼んでたんだ」
 「何を?」
 「5000円を二つ」
 「は?もしかして和菓子?」
 「諒一と矜持に持って行こうと思ってね」
なるほど、明日にでも学長とサメの家に行くつもりなのか。


店側から声が聞こえてくる。
 「こんにちはー」
 「弘毅君、こんにちは。今日もよろしくね」
 「あの…」
 「君は?」
 「俺もバイトしたいのですが、無理でしょうか?」


博人さんの声がする。
 「ん…、残りの一つか」

ハッと気が付いてサトルは言ってくる。
 「弘毅君と、宮田の…」
 「え?」
 「残りの一つは二人を選んだんだ」


二人を主に選んだソレは、突如、博人さんの目の前に現れた。


















☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして、アレは全てが揃う。。。。。。


そして、次話からはファンタジックな世界へと、なっていくのである。




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Comment

No title
編集
ファンタジーも大好きですーー♪

アレ、ついに名前がわかる(付く?)のでしょうか。
そして実体(本体?)が現れる?

この時、博人さんたちはどんな反応を示すんだろう。トモにも何か起きるの? (
wakuwaku)
2016年03月02日(Wed) 00:24
Re: No title
編集
ますみさんへ


ワクワクしてくれてありがとうございます~


今書けるのは、これだけです。
お楽しみにv( ̄ー ̄)v

だって、ネタバレになるもの。
そして、最終話まで続きます。。。

最終話まで、残り・・・
残り20話。
詳しい事は、もうしばらくの間お待ち下さい。


で、明日は仕事が早出の為、更新はお休みします。
二日続けての更新休みですが、申し訳ありませんm(。_。;))m ペコペコ…



2016年03月02日(Wed) 20:04












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