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二人のピエロ (35)~ウィル、ジョンの代わりに復讐を果たす?~

自宅謹慎が明けて仕事をしに病院に行ったレンは、ジョンの病室が変わったみたいで、どの部屋なのか分からない。
仕方なく、今度は狙いをポールにした。
なにしろ同じ科だから、狙いやすい。昼間は無理だが、夜勤なら会える。
そう思ってた、ある日。
レンはジョンと久しぶりに会った。
どうやら既に退院しては、その後のアフターを診て貰いに来たみたいだ。
 「ポールと変わるよ」
 「ドクター・ロウ。そのめんどくさがり屋を直して下さいね」
 「やれやれ…、ところでリハビリはどうだい?」
 「今月からGを増やしてやってます」
 「そう。トモの所だっけ?」
 「はい、そうです」
 「トモもリハビリしてるのかなぁ」
 「トモも?」
 「トモが大学生だった頃、ドイツ本部に来ては、ボスだったジョシュアと私と3人で写真を撮ったもんだ。あの頃が懐かしいなー」
 「そうなんで・・、ド、ドクター・ロウ!今は私の診察の時間ですっ」
 「やれやれ…。引っかかってくれないか………」

すると、診察室の窓の向こうから声が聞こえてきた。
 「Comig Q ! Coming Q !  ドクター・ロウ、Com…」

はあっと溜息を吐いて窓を開けたドクター・ロウは叫んだ。
 「Qなら、アナウンスを使えっ!」
その次には、驚きの声をも上げていた。
 「え、ウィル?ウィルなのか…」
 「Coming Q ! Coming Q ! ドクター」
 「分かったよ!今はジョンの診察をしてるんだ」
 「そうですか。お忙しい所申し訳ありません。こっちを診て貰えませんか?投げますよ」
 「え、診るって…、お、おわっ」

ポンッと受け止めたロウは、投げ渡された人体を診察室の処置台のベッドに寝させた。
その間に、ウィルは窓から入ってきた。
ロン毛で髪を結ってたのが、スズメの尻尾みたいに、バッサリと切られては、返り血を浴びたのだろうと思われるほどの量を服に浴びていた。
それを見たジョンは驚いていた。
 「ウィ・ウィル?その恰好は…。ボ、ボスに知らせないと」
 「ジョン、落ち着いて。ボスも知ってるから」
ドクター・ロウの声が聞こえてくる。
 「これは、また…。誰がやったのかな?」
 「私とボスの二人です」
 「どうしてこうなったのか教えて貰いたいね」
 「簡単に言えば、ジョンに怪我をさせた犯人です。」
これには、ドクター・ロウだけでなく、レンとジョンも驚いた。
 「「「 え? 」」」
 「でも、そいつはジョンを殺したと思い信じていた。私をジョンと間違えてきたんですよ。『どうして生きてる?』って、言ってね。でも、やり合うと直ぐに分かったみたいだけど、私はジョンの敵として一矢を向いた。で、そいつは?」
 「このまま放っておくと、24時間以内には死ぬ」
 「ドクター・ロウ。そいつには聞きたい事があるので、まだ殺さないで下さい」
 「良いけど、ここは消化器…」
 「ドクター・ロウは消化だけでなく、胃腸や心臓も出来る、という事は誰でも知ってます」
その言葉に、ドクター・ロウは溜息を吐いて、こう返した。
 「仕方ないな…。胃腸と腎臓、膵臓からドクターをオペ室に呼ぶんだな」


レンは驚いていた。
オーベンであるドクター・ロウは消化だけでなく他の科も出来るだなんて。
それに比べ、僕は…。
いや、オーベンと比べるものではないが、そろそろ他の科に移されるだろうという時期に入っている。今度は、どこの科になるのだろう。
ポールとジョン。
どっちを狙おうかな。
レンの頭には、仕事より好きな人の事しか頭に無かった。


ウィルはオフィスに戻ると、王子に連絡を入れてはジョンを襲った奴の事を調べて貰った。
数分後、連絡が着た。

そいつの名前は、
 『ナイフ使いのマックス』別名、キラー・マックス

それだけだったが、ウィルには直ぐに分かった。
元側付仲間だ。
フィルとデイモスに次ぐ3位に位置する奴だ。
同じ側付でも、上位3位以内と8,9,10位とでは力は雲泥の差だ。
あの頃は7位に甘んじていた私でも、ジョンの側に居たくて力を発揮しなかっただけだ。
私の実力を知ってる奴は数人しか知らない。
それに、今は王子やヒロト様を相手に練習している。
あそこのクリニックに居る連中は、武道に長けては強いので、相手に不足はない。
だから、マックスを相手にしても、自分の力を発揮できるんだ。
だが、今回はボスも一緒に居た。
酒を呑んでない昼間だったから、ボスは強かったけどな。
さすが元イタリア隊のカピターノだ。
恐らく、ボスはレイに言うだろう。


ウィルは、フィルにメールした。
あの頃はマックスを負かす事が出来たのは、フィルとデイモスと自分の三人だけだった。
だが、デイモスが死んだ現在は、フィルと自分だけだ。











☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そしてレンは、ジョンに会った。
退院後の経過見の為に。

ウィルは、ジョンに大怪我を負わせた人物と退治してはやっつけていた。
そのオペをドクター・ロウに任せたのだった。
そして、その人物の正体を知るのだった。



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