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TOP二人のピエロ ≫ 二人のピエロ (18)~ポール、エドとの再会~

二人のピエロ (18)~ポール、エドとの再会~

※レン視線※


レンは、自分に丁寧に道順を教えてくれた人に、もう一度会えないかと思っていた。

年も明けた1月。
やっと、彼に出会えた。
でも、彼は5階と6階に上るエレベータに乗った。

上司であるチャーリーに言われた事を思い出した。
 「5階と6階には近寄らない様に」と。
それなら、行き帰りだ。
でも、中々会えない。
ここで働きだして半年後の3月に、やっと夜勤が組み込まれた。
夜勤では、ポールも組まれていた。
日勤では何をしていたのか分からなかったが、夜勤をし出してから気が付いた。
ポールは、週の内の半分が夜勤だ。
レンは研修期間なので、まだ専科は決まって無い。
ポールは消化器官科だ。
初めてポールのオペを見たレンは驚いた。
ポールの顔は怖いのに、メスを持つと益々怖くなる。
それほど真剣にオペをしているという事だ。オペが終わると、顔を洗ってはミネラルウォーターを飲み切る。ごっくん…、と喉仏が上下する。
飲み切ると目を閉じてはベンチに凭れては気を緩ませる。
思わず、どきりとなってしまった。

少し離れた受付では電話が鳴ってる。
 「ハロー。……OK」
受話器を元に戻し、受付掛かりが声を掛けてくる。 
 「緊急オペだ。胃腸に消化、用意を」

 「ポール。続けて、もう一本だ」
 「OK」

そうしてると、Qの音が聞こえる。
しかも2台だ。
Qの入り口に行き、待つ。
最初のQを見て、ポールは声を出していた。
 「エド?」

続けて、もう1台が入って来た。
声が掛かる。
 「ポール、こっちだっ」
 
 「エドッ!」
 「ポールッ!」
 「エドが・・、なんでこっちに?エド、エドッ!」
違う声が割って入る。
 「ポール、こっちを知ってるのか?」
 「エドは、多国籍スペシャルのボスだっ」
 「え・・・、うそっ」
 「Q!!あっちに連れて行けっ!」
 「ポール、連絡先知ってるか?」
 「知らんっ。・・あ、GPかクリニックに電話・・・」

そう言っては、ポールは自分のiPhoneを取り出し、ヒロトとニックの番号を交互に表示した。
どちらが良いんだ…。
目を瞑って、通話ボタンを押す。
 『…ハロー』
その声は、ニックの方だった。

 「ニック、エドが…。エドが」
 『誰?』
 「エドが…、今、Qでスペシャルに向かった」
 『その声…。まさか、ジュニアッ?』
 「ニック。エドを…」

プツンと、切れた。



 「ポール、オペを」
 「ああ、顔を洗ってくる」
 「OK」

取り乱してしまった。
エド、無事に病院に着いて欲しい。
神のご加護があります様に…。

そのポールの様子を見ていたレンは、惹きこまれていた。
怖い顔をしていても、内面は怖くない。
興味を持ちだした。





エドは、無事に自分の病院に着いては、オペも成功しては1ヶ月後、退院した。
ポールに会って、一言だけでもお礼を言いたい。
そう思っていた。

だが、ニックから話を聞いては、益々行きたくなっていた









☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして、ポールはエドと再会する。
が、再会時は、エドはQでポールの勤務先である病院に運ばれてしまった。。。



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