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君は腐れ縁であり運命の人(21) ~宝石(いし)との再会~

豊は、友明と同じ大学で学部も一緒と分かったその日の夕方近く。
偶然にも友明とは同じ方面の門でバッタリと会った。
そこで、豊は友明を強制的に自分の家に連れて行こうとした。
が、敵は強し。
 「嫌だ、と言ってるだろっ」
 「運命なんだよ、抗わないでっ」
 「どこが運命なんだよ!どけっ」

仕方なく、その場で友明の両足の間に、自分の足を割り込ませては股間を下から押さえ上げる。
だが、合気道の師範をしている友明は、その豊から擦り抜けようとしている。
豊は友明を寝転がしては押し倒そうかと思ってたが、こんな場所ではお互いが汚れる。そう思うと、友明の意識を飛ばさせる為に鳩尾を殴る。
だが、瞬時のところで避けられては、逆に腹を目掛けて蹴られそうになる。
そこで避けたのが運のつきだった。
豊が避けるのと同時に、友明は飛び退いては宙返りでバク転を数回しては道場の屋根を越えては売店等が並んでるショッピング棟の屋根に乗っかる。
それを見た豊は、友明の後を追う。
 「友!友明、待ってくれ」
 「じゃな、ハーフ君」
 「友っ」

そこに声が割って入った。
 「へー、強いし、すばしっこいんだな。銀ピカ君も強そうだけど、それ以上に強いんだな。
気に入った。村上洋一って言うんだ。よろしくな、友君。」
 「スズメ君と呼んでやるよ」
 「ありがとっ」
友は、地上に降りては家に帰って行った。

割り込んできたスズメを睨み付けては、友との邪魔をされた腹いせに殴りつけた。
が、このスズメも、すばしっこい。
動きが日本人とは思えない。
ああ、中国人の血か。
せっかく友と居たのに、邪魔しやがって…。

豊は、戦闘態勢に入ってはスズメを突いたり蹴ったり殴ったりし始めた。
スズメこと洋一は、いきなりの攻撃を受けては躱していたが、相手が本気なのを見て取ると、逃げるようにして前転宙返りを数回しては東門に向かって行く。
東門に着く、その手前で少しだけ後ろを振り返ると、全身が痛みを感じた。
 「ってぇ…」

いつ地べたに引っくり返ったのだろう、目の前には土だ。それを舐めていた。
声がする。
 「私から逃げれると思うなよ」
 「た、たんまっ。お宅、本当に強いよな」
 「何のつもりか知らないが、これ以上、友にくっ付こうとするな」
 「ほー。お宅は、あの友君が好きなのか?」
 「ああ、好きだ」
 「…友達として、だよな?」
 「違うな。仲間であり、運命の人だ」
 「仲間と言われると納得出来るが、運命の人って…。友君にとっては、はた迷惑だよね」
そう口にすると、洋一は口を叩かれた。
 「っ……」

うー、うーと口を手で覆っては呻っていた洋一は、豊の目の色に気が付いた。
(こいつはヤバイ。優男に見えるが、戦士だ。)
すると、その優男は言ってくる。
 「他人をじろじろと観察出来るまでに痛みは無くなったみたいだな」
 「な、なんでそんなに?」
 「貴様が邪魔するからだ」
その冷淡な表情に物言いや態度。
それはまさしく戦士であり、キャプテンの様な雰囲気だ。
こいつは一体…。

だけど、我が身可愛さで洋一は言っていた。
 「もう邪魔はしないよ。ごめんね」
だが、優男は一言だった。
 「ふんっ。我が身可愛さ故の保守的言葉か」
初めて言葉に詰まった洋一に、ずけずけと言ってくる。
 「口先だけにならないようにするんだな。口は禍の元、という言葉を忘れるなよ」
洋一は、初めて敗北感を味わった。
こんな人間が居るとは思わなかった。
さすが東京は凄いな。

だが、洋一は気付いてなかった。
自分の相棒であるピッコロが、この優男に対して反応を示していた事を。


邪魔が入ったか。
仕方ない、どっちみち明日からも同じ学内でゼミも同じなんだ。
友、やはり私達は逃れらない運命の人なんだね。
嬉しいよ。
でも、これだけは伝えておかないと。
良の事を。

しかし、あのスズメはアレを持っているのか?
私のアレが反応してなかったから、自力を使う羽目になったけどな。
アレが反応しないという事は、スズメも同じのを持ってるという事だ。


そう、豊は感じていたのだ。
あのお喋りスズメから発する波動に。
それは、まさしく自分が持ってる物と一致する。
日本に残ってたのとは違う、恐らくスズメが持ってる物は自分のと一緒だ。
私が、分けて……。
そこで気が付いた。

中国人。
まさか、林の?
あのスズメは、林の親戚か何かなのか…。

まあ良い。
あいつの事を調べてやる。

そして自分の家に戻った豊は、林に関する事を微細に調べ直した。
妹がおり、日本男性と結婚して子供が居る事も分かった。
その子供は、新潟から東京に出てきたばかりで、その顔写真はスズメと同じだった。
なるほど、スズメは林の甥っ子か。
ふっ。
ストレス発散したい時は、あいつを嬲ってやる。
だが、あいつはアレの使い方は知らないみたいだ。
誰が教えてやるもんか。


黒髪の林。
病で死んでしまってたなんて。
君とは縁があるみたいだね。
あの期間は辛く厳しく、また冷たかった。
君は、私に太極拳を教えてくれた。

そこで豊は気が付いた。
そうか、スズメのあの動き。
あれは八卦掌だ。

なにやら、これから6年間は楽しくなりそうだ。











※※※
そして、豊は友に話をしようとするが避けられてしまう。
邪魔して来るスズメこと村上洋一に八つ当たりをしてしまうが、そこで自分と同じアレを感じ取るのでした。
そのリンク先は、こちらです
  ⇓⇓⇓
洋一と宝石(いし)



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