BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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TOP恋人は副会長(宮田文雄&松井弘毅) ≫ 恋人は副会長(116)※文雄、お泊りの巻※

恋人は副会長(116)※文雄、お泊りの巻※

そして、副会長は見学ではなく、体験として12時までやっていた。
俺は、そんな副会長を見て、やっぱり二刀流の人なんだ、と再認識してしまった。
生き生きとした表情になってる副会長に、俺は言ってやった。
 「週2の割合でやると、このポッチャリもへこんできますよ。されてはいかがですか?」
と、副会長の腹のラインをなぞってやった。
それを聞いてた皆は、一斉に噴き出した。
ドッ!
わはははっ…。
 「弘毅、さいこー!」

健なんて、涙を出しながら笑ってる。
 「ふ、ふみっ…おま、ぽっ・・ぽっちゃりって…」
副会長は、俺の頭を小突いてくる。
 「お前ねー、人の気にしてることをっ」

俺は、皆にバイトだからと言っては外に昼飯を食べに行った。
副会長と一緒に。
 「18時までバイトなんだけど…」
 「帰るよ」
 「そうですか。気を付けて」
 「18時頃、また来るから」
 「え・・・」
 「明日は塾だし、こっちからだと6時起きで行ける。この1時間の差は大きい。
だから、朝飯と弁当よろしく。」
にっこりとして言ってくれる。
その笑顔は止めてほしいな、と思いながら、こう返した。
 「食費、貰いますよ?」
 「ああ、いいよ」
 「それなら、今夜は作りますね」
 「よろしく」
 「買い物して帰るので、18時半頃にして下さい」
 「一緒に」
 「夕食のリクエストは?」
即答で返ってきた。
 「オムライス!」
 「分かりました。それでは18時半頃に、お待ちしてますね。」

オムライスなら、付け合わせにポテトサラダを作ろう。
明日の弁当用に、多めに作っておこう。
18時半を少し過ぎた時に、呼び鈴が鳴った。
セキュリティカメラを覗き、そして玄関ミラーを覗くと副会長だ。
玄関を開ける。

ガチャ。

 「いらっしゃ…、って、その荷物なんですか?」
 「ん。着替えと勉強道具」
思わず聞き返してしまった。
 「一泊ですよね?」
 「二泊だ」
は?
 「月曜は、ここから一緒に行く。」
え・・?
 「親にも言って来たから心配するな。」
それって…、
 「で、何時になったら中に入れるんだ?」
そう言われて気が付いた。
 「あ、ごめんなさい。驚いて…」

副会長は、まるで我が家に居るみたいな感覚で、中に入っていく。
 「お、上手そうだな」
手を洗ってくるから、飲み物を箱から出して、と言われた。

箱から?

副会長の荷物を改めて見ると、リュックバッグに箱と、大きめのボストンバッグとスポーツバッグ。
その箱を開けると、スポーツドリンクとミネラルウォーターのペットボトルが入っていた。
 「これって…」
 「俺、飲み水には拘りがあるんだ。水道水でも良いけど、ろ過されていない水は駄目なんだ」

どうやら、夏のデトックスが原因で目覚めたらしい。
もしかして、影響されやすいのかな…。


翌日の日曜は6時起きか、夏は5時起きだったな、と思い出した。
俺のベッドで副会長と並んで眠りについた。
こんなにも、この人の温もりが嬉しく感じるのは初めてだ。文化祭が終わってから避けてたのに。
文化祭の片づけは手伝ったが、生徒会の打ち上げをドタキャンしてしまった。
だって、その日は家族3人で食事をしたからだ。夕食後、2人は成田に向かい、翌日アメリカに渡った。
あれから2週間。学校とバイトがあり、寂しさなんて感じなかった。なにしろ、理事長からミッションを貰っていたからだ。でも、そのミッションも終えた。
将来の事を考えないといけないのかな。理事長の言葉が頭の中に浮かんでくる。
 『自分の信念をやり通せ。自分のやってきた事を、人に伝える。』
あの理事長は、医学を進んでいたのに、婿養子になっては教職に就き理事をしている。
色々な経験をしてきたのだろうな。
俺は、まだまだ子供だ。もう少しだけでいいから、この人の温もりを感じていたい。 


翌朝、俺は起こされる前に起きては、朝食と弁当作りの為、キッチンに下りた。
副会長も下りてきては、声を掛けてくれる。
 「俺より早起きだねぇ」
 「夏の様な起こされ方は嫌ですからね」
それは残念、と言っては洗面所に向かった副会長の後姿を見て、思わず笑みが出た。

朝食も食べ終わると、副会長は言って来た。
 「もしかして、俺に弁当を2つも食えって事?」
 「あ、いや、こっちは俺の分」
 「え…」
 「今日バイトだし、たまには弁当持っていくのも良いかな、と思って・・」
 「それじゃ、今日の昼飯は弘毅と同じなんだ?」
 「そうですよ。中身は一緒」
そう返すと、副会長は嬉しそうな表情になり、キスをしてきた。

 「ん…」
 「頑張ろう、という気持ちが湧いてきたよ。弘毅、耳まで真っ赤だぞ」

だって…。

そんな俺の頭をくしゃくしゃっとされて、少しこそばゆい。
 「帰りは18時半過ぎになるかな」
 「分かりました。行ってらっしゃい」
 「行ってきます」

副会長、ありがとうございます。俺も、頑張ろうという気持ちになってきましたよ。





☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
文雄は、結局道場では体験をしていた。

その生き生きとした表情を見て、弘毅は悔しくなったのでしょうね。
見事に、副会長を言い負かした弘毅でした(^-^)//""ぱちぱち



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