BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年09月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年11月
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恋人は副会長(94)※文化祭二日目 兄弟の思い※

※宮田家の双子※

たまには、される側でも良いか。
弘毅を、そのまま抱きしめるように、背中を抱いた。
 「ぁ…」
 「このまま、じっとしてて」
 「はい…」と、小さく返事が聞こえる。
1ヶ月ぶりに会う恋人の変わりざまを目の当たりにして、俺の心中は複雑だった。
バイトをする様になったからなのか、自分なりに身を守り、考える様になった。
俺に抱かれたまま、弘毅は静かにしている。
その弘毅に、俺は聞いた。
 「弘毅、バイトは楽しいか?」
・・・・・・。
返事は無いが、起きてることは間違いない。
なにしろ、弘毅は…、俺のカッターシャツの上から胸の突起部分を擦ってるのだから。
俺にも、我慢の限度というのがあるんだからな。
こいつは…。
なので、耳元で言ってやる。
 「弘毅君」
ビクッ…、と弘毅の身体が揺れる。

 「欲求なのかな?」
ビクッ…、とまた揺れる。

弘毅は、俺に抱かれたまま言ってくる。
 「だっ・・、だって…」

その可愛さに、遣られた。
 「月曜、デートしよう。」
 「え・・・、塾は?」
 「昼だよ、昼間。文化祭の代休で学校は休みだし、塾は夜だ」
 「嬉しいけど、月曜は用事がある…」
そう言いながら、弘毅の腕は俺の背中に回ってきた。
まあ、たまには良いかもな。
こういうのも悪くはない。


弘毅。
俺は手離すつもりは無いからな。



そして、翌日は文化祭2日目だ。
午後からは、クラスの催し物の当番に当たっている弘毅は、忙しく動いていた。
俺の双子の兄であるマサと弘毅のクラスは、ホットドッグを作っては売ってる。
すぐ逃げてしまうマサを離さないようにしながらの当番は、大変だろうな。


☆☆☆

テルの声が聞こえる。
 「マサ、頑張ってるねえ」
マサは、目の前に居る恋人に愚痴ってる。
 「こいつをどうにかしてくれ。逃げたくても、逃げれない…」
 「たまには、良いんじゃない。えーとぉ…、2本頂戴。それと、コーラ一つ。」
でも、マサは弘毅に言ってる。
 「松井、聞こえてたか?」
 「俺は、マサに言ったんだよ?」
くそ…と、小さく罵りながらマサはテルに渡し、金を受け取った。

 「ありがとうございましたー」
ほら、宮田も言うんだよ、と弘毅はマサに注意してる。
そんな二人を見ながらテルは微笑んでるので、マサは睨んでやるが・・・。
全く効き目がない・・・・。


そうしてると、文雄の声が聞こえてきた。
 「ほー…。逃げずに当番やってるのか。それじゃ、少しばかり貢献」
 「逃げたいんだよ。なのに松井がくっついて離してくれないんだっ」
でも、文雄はスルーして注文してくれてる。
 「2本と、飲み物は…」
後ろを振り向いて、誰かに声を掛けてる。
 「ウーロンで良いか?」
 「え…」
 「飲み物…」
 「え、奢ってくれるんですか?ありがとうございます。コーラでお願いします。」

 「じゃ、ウーロン茶とコーラを一つずつ」
 「副会長、ありがとうございます。」
弘毅は言っていた。
 「巡回ですか?」
 「ああ、そうだ。弘毅は接客が板についてるな。」
 「ありがとうございます♪」
 「頑張れよ。」
 「はい。ありがとうございましたー。…ほら、宮田も言うのっ」


文雄は、そんな兄を見て思っていた。
マサは逃げたくても、弘毅にしっかりと押さえつけられてるんだな。




☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
今回は、宮田家にの双子の話です。
前半は弟の文雄で、後半は兄のマサ。

リア充になった文雄と、文化祭でのマサの話ですね。
はい。


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