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TOP恋人は副会長(宮田文雄&松井弘毅) ≫ 恋人は副会長(84)※弘毅視点※

恋人は副会長(84)※弘毅視点※

目が覚めると、真っ裸。
それでも、じっくりと見ようとは思わない。
いくら副会長に抱かれたからと言っても、あの5人の感覚は忘れてない。
忘れられない…。

服を着替えては、副会長の身体を揺すっては起こそうとした。
 「起きて下さい。朝ですよ。」
 「う…ん、まだ…」
仕方ないな、と思い、先に上がりますね。と言い残して1階に上がって行った。
昨日、ここに来る時に買った手土産を持って。

先に高田先輩を見つけた。
 「高田先輩。」
 「はーい。お、今朝は普通モードだ。」
 「なんですか、それ。」
くすくすと笑いながら、俺は高田先輩に渡した。
 「これ、高田先輩にです。昨日、退院してからここに戻る途中、買ったんです。
色々と迷惑かけたし…。どうぞ。」

手渡された物を見て、高田先輩は嬉しそうだ。
 「え、これって和菓子?」
包装紙をきれいに剥がして中身を見ては、すっごく嬉しそうな表情をしていた。
 「ウサギとカメだ!あそこの和菓子屋かあ。俺、あそこの好きなんだよね♪
ありがとう、コウキ。」

リビングには、宮田とユウが居る。2人にも渡した。
 「宮田とユウにも。色々とごめんね、そしてありがとう。という気持ちで買ったの。受け取って。」
2人とも、驚いてる。
 「中身は、皆同じなんだ。許して。」
宮田が高田先輩に聞いてる。
 「テル。中は何?」
 「ウサギとカメにスズメのセットだよ。マサが3月に店員さんを睨みつけて無理矢理にアイスを作らせた店だよー!」
 「ああ、あそこか。和菓子屋にしては、そんなにも甘くなく上手かったよな。」
ユウは、長兄に言ってる。
 「お兄ちゃん。店員さんを睨まないでよね…」
そう言いながら、一つを口に入れて食べてる。

 「んっ…。美味しい!」
 「何が美味しいって?」
先生の声だ。
俺は、先生に大きいのを渡した。
 「先生、これを。」
 「へ?」
 「この夏の間、お世話になりました。
色々と迷惑もかけ、心配もさせてしまい…、申し訳ありませんでした。」
 「え…」
 「今日、家に帰ります。」
 「今日?」

ユウが言ってくれる。
 「まだ夏休み残ってるよ。」
 「うん。でも夏休みの終わりまで居ると、自分の存在を忘れられてるような気がして…。
だから、帰ります。ありがとうございました。」

 「文雄は?」
 「まだ寝てるようです。シーツ類を洗濯したいので、使わせて下さいね。」
 「どうぞ。」


地階へ下りると、副会長は、まだ寝てる・・・。
 「副会長、起きて。」
ゆさゆさと揺さぶると、夏布団から肌が見え隠れ…。
うわぁ、この人、マッパで寝てるよ。
でも、シーツ類洗いたい。
(副会長、ごめんなさい。)と、心の中で謝り、俺は副会長を布団に包み込むようにしてベッドから落とした。

ゴン!という音ではなく、ドンッ!という音がした。
ごめんなさい・・・。

 「いてて・・・。なんだ…」と、呟きが聞こえてくる。
 「大丈夫ですか?布団カバーを外したいなと思ってたら、副会長は布団と仲良く下に落ちちゃって…。大丈夫ですか?怪我は無いですか?」
 「頭の中、パーになってたら許さんからな。それに俺は受験生なんだ。『落ちる』とか『外す』とかいう言葉は言うなっ」
と、言われた。


洗濯をしている間、俺は副会長に話した。
今日、家に帰ることを。
せっかく、土産を買ったのだから一日でも早く食べさせてあげたい。

 「分かった」と言ってきた副会長は、条件を付けてきた。
 「送っていく」と。
自転車に荷物を括り付けるので、自転車を押して歩くことを言うと、足腰の為に良い運動になるから、と言葉を貰った。



その帰る途中、副会長は言ってきた。
 「明日は、塾休みなんだ。だから付き合って欲しい。」
 「良いですよ。何を買われるのですか?」
なにやら呟いてるが、聞こえない。そして、返事があった。
 「鈍い奴め…、デートだよ」
 「へー、デートね。どこで買われぇ…、えっ!で、でぇとぉ?」

そうだよ、デートだよ。2人きりで飯食ったり、遊んだりするんだよ。
今迄、そんな事をしなかったからな。俺は、したいの。

弘毅は、嬉しくて嬉しくて堪らない表情で聞いていた。
 「嬉しいっ!どこで、何時に待ち合わせしますか?」
 「9時に、駅前の駐輪場で。長袖に長ズボン着用だからな。」
 「夏なのに、長袖?」

すると、こう言ってきた。
 「バイクに乗せてやる。メットはあるから、荷物はリュックの中に入れてこい。」

 「楽しみにしてますっ!」



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
本当に、鈍い弘毅ですが(-_-;)
いつも、授業モードにさせようかしら
(*≧m≦*)ププッ

さあ、明日はデート♪


※※※

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