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1周年記念SS (3)※戦い・・・※

その後姿に、ウィルは声を掛けた。
 「ハイ、ミハエル。久しぶり」
 「・・・誰だ?」
 「私だよ、忘れた?」
 「どこかで会ったかな?」
 「もちろん」

玄関先から声が掛かってくる。
 「マイケル?どうかしたのか…」
 「何でもない。今行く」
 「へー、マイケルって言うんだ。ミハエルでは無くなったんだね」

ミハエルは、ウィルを無視して玄関に向かうので、次は私の番だ。
 「ハイ、ミハエル。元気?」
 「今度は…。あっ、マーク、居たぞ!」
 「おや、私を探してたのかな?」
 「ああ、そうだよ。あんたの体が忘れられなくてな。なあ、仲間に入らないか?」
 「どんな仲間?」
 「ふふっ…。快感が味わえる仲間さ」
 「どんな快感?」
 「一言では言い表せないな…。この世の至福…、嫌な事は忘れられる…」
 「好きな人とエッチ出来る?」
 「ああ、もちろん。好きな奴も仲間にすれば良いさ」
 「気に入らない奴は?」
 「消しちまえば良い」
 「ふーん…、こうやって?」

短剣を忍ばせていた左手を、ミハエルの腹に突き出す。
手応えはあった。
 「あれ、もしかして突き刺さった?ごめんね、救急箱持ってくる・・・」
 「要らない」
 「え、でも…」
 「あんたがキスをしてくれれば、それで治る」
 「はあ?何言ってるんだよ。きちんと手当をしないと」
 「大丈夫だ。あんたの唾液が、治してくれる」
腕を掴まれ抱きかかえようとしてくるミハエルに、ウィルは手刀を決めていた。
 「ぐっ…」
 「私の大事な人に手を出さないでくれる?」
 「はっ・・。遅いぜ、既に抱いたからな。良い身体をしてたよ。1回だけでは足らずに、2回してやった。なあ、名前教えて?」
そう言われて、ジョンはこう応えていた。
 「ミハエル。私達は昔、出会ってたんだよ」
 「何のことか分からないな…」

その時、玄関の扉が開き、フィルが入って来た。
 「さっきの奴は、庭でネンネさせてやった」
そう言われ、ミハエルは玄関の方に振り向いた。
 「お、お前はっ・・・」
 「おや、私をご存知?」
 「このコンピュータ野郎がっ…、ホワン様にくっ付いて行っただけでなく、あの方の側にまで」
 「あの方って、どの方だ?」
 「ホワン様のジュニアに決まってるだろっ!」
 「ああ、あのリトルか…」
 「あの方は死んだ、と聞かされてる。本当に死んだのかどうか、お前は知ってるのか?」
 「私が知るわけないだろ」
 「フィルッ!」
 「煩いな…。それならリトルの側に居た奴に聞けば良いだろ?」
 「だから聞いてるんだ。フィル、教えろ!」

私は、その2人の間に割って入った。
 「ミハエル、何を言ってるのか分からないが」
 「まずは、お前を手に入れる。仲間に」
 「ならない。それに、なりたくもない!」
 「そうか、それは残念だな…。なら、消すまでだ」


さすがミハエル、元お側付で、しかも5位以内の奴。
身体能力は五分だろうと思っていた私は、彼を侮っていた。
ウィルなんて、ミハエルに毒づきながら手刀を決めていってる。
 「クソ真面目のメガネ君。あのトレードマークのメガネはどうした?」
 「何言って…」
 「コンピュータ野郎の事は知っていて、私を知らないって?ざけんじゃねぇっ!」

ウィルは、ミハエルの股間を蹴り上げては、少林寺の構えを取った。
だが、すぐに裏の構えをした。
 「あのジュニアに懸想しては、裏を真似していただろう。あの裏は、モノになったのか?真似っこのメガネ君。裏同士でやるか?」
 「それを知ってるのは…」
いきなりウィルが飛んではキックをかます。が、すんでのところでミハエルは身を躱しウィルの後ろを取る。が、ウィルは身体を低くさせては回し蹴りをしては、ミハエルの膝を落としていく。
膝をついたミハエルは、一瞬ジョンの方を見ては、不気味に微笑む。
次の瞬間には、ミハエルはジョンの後ろに居た。が、フィルがミハエルの後ろを取り、ナイフを首に当てては、ミハエルに言ってる。
 「腕は鈍ってるみたいだな」
 「くそっ…、この野郎っ!」
ミハエルは私を抱きかかえては側転をしてくれる。フィルから距離を取っては、私を後ろから羽交い絞めにしてこようとする。が、次の瞬間、私はミハエルの腕から擦り抜けては、後ろを取り左手を縛り上げては、ナイフを肩に当てた。
 「首と肩と、どっちが良い?」

ミハエルは、後ろを振り向いては歯を剥いてる。
 「っさまあ…」
 「私を犯した罰を受けるんだな」
そう言うと、私はナイフでミハエルの右耳を突いては、ウィルが空手キックでミハエルの尻を叩く。
 「ぐっ…」

ミハエルは右耳に手をやり床に倒れる寸前、私はミハエルの腹を目掛けては思いっきり脚を振り上げると、ミハエルは身体を半分に折り曲げて、床に突っ伏した。

そのミハエルに、フィルは声を掛けた。
 「ミハエル、これ以上やる気あるか?」
 「フィル…、この二人は・・」
 
フィルは、ミハエルの髪を引っ張り、横っ面を叩く。
その拍子に、何かが飛んできた。何なのだろうと思い、しゃがんで見ると小さく丸い物だった。
ウィルの声がする。
 「コンタクトか。なるほど、メガネではなくコンタクトにしたのか」

ミハエルはフィルに髪の毛を引っ張られてるにも拘らず、睨んでいる。
 「あの頃はデイモスとお前が1、2位を競い合っていては、そんな二人を羨ましいと思っていた。でも、貴様とタイ張って手傷を負わせたり、殺せることが出来ると、私の方が1位だな…。
相手になれよ。」
 「...いいだろう」


その二人に、私は言っていた。
 「やるのなら外でやって!これ以上、家の中を壊したら怒られる」
ウィルも賛同してくれた。
 「そうだな。ここの持ち主は、怒らせるとドイツ・ジュニアよりも怖いからな」
フィルが、顎でミハエルに外に出ろ、と示す。
 「だろうな。あの人は、本当に怖いからな…」

私は、ぶつぶつと言っては愚痴っていた。
 「二人は良いよ。私なんて、24時間ずっとだもん…」
そこで、何かに思い付きミハエルに言ってやった。
 「ミハエル。コンピュータバカに勝っても負けても、ここの掃除と片付けはやって貰うからね!」
 「へっ、貴様らもだろ」
 「いや、ミハエルだけだな」
 「フィルッ、お前何を」
 「私は見てた事を言ってるだけだ。あの二人は、確実にお前に当てていた。お前が避けたり家具に当たったりしなければ、壊れてなかった。」
 「避けるのは当然だ」

その言葉に、思わずウィルとフィルと私の3人はハモッテいた。
 「避け方が下手なんだな」

そして、3人して笑っていた。
ぷっ…、あははははっ・・・・。




☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして、戦闘の火蓋は切って落とされた。

相手がフィルとウィルだから、短時間で終わると思うけどね
ジョンが足を引っ張らない限り、というのが前提なら、の話・・・


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