BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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恋人は副会長(72)

※長男マサ&三男ユウ&テル※


 「こんちはー!」
テルの声だ。
 「ねえねえ、昼飯にと思って持ってきたんだ。お稲荷さん、一緒に食べよ~♪」

うどんとお稲荷か、夕食に期待しよう。

 「え…あれ、うどんだけ?はい、ユウ。いつも頑張ってくれてるから、3個ね。
マサー!お稲荷2個ね。で、コウ…。あれ、コウキは?」

テルに向かって手招きをしていたのだが、中々こっちを振り向いてくれない。
でも、分かったみたいだ。
こっちに、やって来る。
 「何で、そこで食べてるの?」
 「ユウと松井は喧嘩をしたみたいだ。」
 「珍しい…」
 「で、ユウが黙って、ここに昼飯持ってきたんだ…。」
 「なるほど。そこから動くな、という事ね…。で、肝心のコウキは?」
 「一緒に買い物に行ったのだけど、まだ帰ってきてない。」

それじゃ、コウキに2個残しといて、2個ずつ食べよう。
そう言ってくれるテルにサンキュと言って、俺は食べだした。

いつの間にか、ユウは俺の目の前で稲荷を食べてる。
 「あっ…。ユウ、コウキの分も食べたなっ…。」
 「まあまあ。松井は居ないし、ユウも食べ盛りの時期に入ったんじゃないか。」
な、ユウ?
ユウは何も言わないが、頷いてる。
まあ、口いっぱいに頬張ってるから言えないよな。
テルは、仕方ない…と言っては、苦笑している。


今までも、こんな感じだった。
コウキがここに来てからは、こんなのは無かった。
でも、コウキは夕食後は部屋に引っこんでいた。
だから、まだ我慢できていた。
コウキなんて、戻って来るなっ。
自分の家があるんだから、自分の家に帰れっ。
なんで、コウキはここに居たんだろう。
人をチビチビと連呼してくれて…。

あ、思い出したら腹が立ってきた。


16時半かあ。
夕食に、何を作ろうかな…。
でも、まだ動く気にはなれない。
しかし、コウキは何をやってるんだ。
そんなにも、あんな奴等と一緒に遊びたかったのか?
あいつ等は、俺の事を「可愛い子ちゃん」と呼んできた。
だけど、コウキは「チビ」と…。
そして、可愛い子ちゃんから、おチビちゃんに呼び直された。

ああ、ムカつく!

ふんっ!どうせ俺はチビだよ。
今に見てろ。
その内に、お前や…、あの松岡野郎も見下ろすようにデカくなってやる。


ユウは、自分の言動に気が付いていなかった。
自分が発した言葉が、どんな意味を持ってるのか。
また、なぜコウキが名前ではなく「チビ」と言ってきたのか。全く分かってなかった。

宮田は、なにか嫌な予感がしては松井に電話とかメールをしていたが、反応が無い。
テルにも頼んでしてもらっていたが、同じように反応が無かった。


そして、17時前。テルはユウに声を掛けた。
 「ねえ、ユウ。なんで夕食の支度しないの?」
 「だって…、稲荷が、まだ腹の中…」
ぷぷっ…。お前、それ食いすぎ。

 「ねえ、なんでコウキは戻ってこないのかな?」
 「知らない」
 「コウキは、どうしてると思う?」
 「知らない」
 「何か知ってるでしょ?」
 「知らない」
 「ユウ?」
 「知らない」
 「お前、なんで泣いてるの?」
 「知らな、泣いてないっ」


その頃、スーパーでは自転車の中にはレシート付きの買い物済みの食糧と、財布とiPhoneが置き忘れてある、と客の一人から連絡を貰った。
店長は、それを聞くとセキュリティビデオを見ては、2人の男子が絡まれては、1人は逃げたが、もう1人は5人の男に連れて行かれたのを見ては、連絡を入れた。
普通なら警察に通報するべきなのに、その店長は自分の知り合いに連絡を入れたのだ。
その人物から、iPhoneがあるなら最終通知者に連絡を入れろと言われ、そこに連絡をした。
その連絡を受けたのは、一番最後に電話を入れた人物、テルだった。



☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
超不機嫌な三男坊のユウは、テルからのお裾分けを貰っては満腹な様子。
そのユウは、なぜコウキが自分の家に居るのか分かって無い。
だが、それを知ってるのは兄2人とテルとシュータの4人だけ。

果たして、コウキは?

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