BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年09月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年11月
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恋人は副会長(54)※同棲?同居?どっち?_?※

弘毅の母親は姿勢を正して、先生に頭を下げた。
 「先生。弘毅を…、息子を、よろしくお願いします。」
 「本当に、任せて貰っても良いのですか?」
その言葉に、先に父親の方が返した。
 「あの子は一人っ子で、人付き合いは無いに等しい子です。高校で培ったものや経験、また友人なり勉強なり身に付いたものは、永遠なものだと思ってます。
約1ヶ月半ほどですが、あの様な事や、あんな思いはしたくないし、させたくもない。
その代り、よろしくお願いします。」
 「松井さん…。私も同感です。」

母親が言ってきた。
 「先生、あの子に伝えて下さい。」
 「はい。今のお二人の言葉を伝えておきます。」
 「いいえ、あの子の音は精神面が不安定です。色々な事がありショック続きだから、尚更だと思うのです。今までは1人でピアノを、ソロで演ってきた。だから伝えて欲しいのです。
頭ではなく、身体でリズムで演奏しろ、と。」
 「身体で、リズムで、演奏…」
 「はい。料理は…、一流コックは包丁の物を切る音で分かる、と言います。」
 「それ、聞いた事あります。」
 「楽器もそうです。特にピアノは、プライドの高い楽器です。理屈も屁理屈も好きな楽器です。
一緒に演奏していくメンバーに頼るという事をしていかないと無理です。」
 
 「ああ。それなら思いっきり笑わせては心身ともにリラックスさせる事からしましょうか。」
 「そのような事、あの子は…」
 「大丈夫です。私は軽音の顧問をしてますが、彼は思いっきり笑ってくれてます。」
 「学校での事は教えてくれないので…。そうですか、笑ってるのですね。」


声が聞こえる。
 「あと1テイクやったら休憩するぞ。」
 「はいっ!」 「OK!!!」


 「松井さん、息子さんに」
 「いいえ、頑張ってる邪魔をしたくないので…」

担任は、その2人を玄関まで見送った。
そして、3人共深々とお辞儀をした。


ユウは、気になってた事を聞いた。
 「ねえ、お父ちゃん。これ、忘れてってない?」
 「ユウ。それはコウキのだよ。」
 「コウキの?」
 「そうだよ。夏休みが終わるまで、コウキはここに居る。来週は、ここから登下校するんだ。」
 「えっ!それって…」



あー、疲れた……。

ユウの元気な声が聞いてくる。
 「お疲れ様ー!昼ご飯、チャーハンで良い?」
皆がハモった。
 「「「「「 う ん! 」」」」」

シュータ先輩は、直ぐに気が付いたみたいだ。
 「え!うんって言ったけど、俺まで一緒に良いの?」
コウキは、すかさずヘルプ希望してきた。
 「手伝うよ。1人では無理でしょ。」

俺が返す前に、お父ちゃんが割って入った。
 「このメンバーは、詳細を知ってる。だから、心して聞いて欲しい。」
そう前置きして、次の言葉を口にした。
 「コウキ。お前は、今日から夏休みが終わるまでは、ここで暮らす。来週はここから登下校だ。」
 「え・・・、でも」
 「ご両親には話をして、納得されてる。その結果だ。」
そう言うと、俺の方を向いて言ってきた。
 「ユウ。コウキを連れて昼飯を買いに行って欲しい。」
1万円札を1枚くれた。
 「これで、7人分。タイショ・・・」

その「タイショ」の部分の言葉を聞き、皆の声が一斉に重なった。
 「やった!コウキ、おいで。近くにあるんだ寿司屋さん。」
 「う、うん」
マサが「イクラッ」
フミオが「ウニッ」
テルが「トロッ」
シュータが「はまちっ」

父親の声は、焦ってる。
 「い、いや…そっちの大将ではなく、中華の大詔と、言いたかった、の・だ・け・ど…」

バタバタバタッ…と足音がしては元気な声が響いて、ドアが閉まった。
 「行ってきまーす!」

まあ、どっちでもいいや…、と父親の呟きが漏れた。



バタンッと、ドアが閉まり数分後。
宮田の父は、双子と異名暴れ馬と、これまた異名を持つシュータに詳細を語った。
そして、コウキの頭の中には記憶として残ってない事を、双子と暴れ馬は伝えた。
 「まあ、覚えてない方が良い事もあるからな。」

シュータも言ってきた。
 「そんな事があったなんて…。しかも、なに?自宅謹慎?」
フミオが返した。
 「そうだ。俺が居なくても出来る様にしておいたから。任せた。」
 「分かりました。テル先輩、よろしくです。」
テル先輩?

 「へ?ああ、はいはい…」
少し放心状態気味になっていたテルの抜けた言葉に、その場に居た4人は溜息をついたのは言うまでもない。




☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
そして・・・・・・。
互いの親公認の、同棲が始まる???
( ̄▽ ̄)うへへへぇ~


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