BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOP恋人は副会長(宮田文雄&松井弘毅) ≫ 恋人は副会長(9)※R表現有り※

恋人は副会長(9)※R表現有り※

※R表現有ります※

ヤスオ兄こと、松岡靖男。
俺より一つ年上の、ご近所さん。
俺が小学4年生の時、こっちに引っ越してきた。
最初はピアノを習いに来てたけれど、1年もしないうちに止めた。
歌う方が性に合ってるという事で、ピアノの代わりにボイストレーニングに変えて習いに来てた。

中1になった俺は、まさに思春期の青臭い子供だった。
ヤスオ兄の声に癒されていた。
中学の制服は詰襟で、どこか軍人っぽく見えてはカッコ良かった。
ヤスオ兄が着ると、とてもカッコよくウットリしていたものだった。
だから、あの時ヤスオ兄の言うがままだったんだ。

中1の10月、文化祭の最終日。
制服のままヤスオ兄の家に寄った。
通学路の途中にヤスオ兄の家はあったからだ。
時々お邪魔しては、勉強を見て貰ったり、遊んでくれたりしてくれてた。
だから、深く考えてなかったのだ。

あの日、俺はヤスオ兄に身体を舐められた。
最初は嫌で抵抗していたが、あの声を耳元で言われると脳の中枢神経をやられては抵抗出来なくなったからだ。
あの言葉に、声に、俺は犯された。
 「学生服の詰襟って、神秘的だよね」
 「コウキは、詰襟の下って何を着てるの?」
 「裸のままかな…」
 「この一番上のフックを外して、第一ボタンを外したら…」
 「色っぽいねぇ…」
 「全部ボタンを外すよ」
 「ふふっ…。コウキのココって、ピンク色だ。肌も元気色で良い。」
 「すごく良いね…」

俺の思考回路は動かず、頭の中はボーとしていた。
 「ヤス…オ…にぃ… 」

俺は、ヤスオ兄ちゃんと呼んでいた。
それを止めて欲しい、と言われてたけれど、止めれない。
 「コウ…キ・・・」

俺の胸や腹を舐めたり噛んだり、吸ったりしてきた。
 「ぅ… ん…」
知らずに声が出ていた。
 「ヤ…ス… 」
 「コウ…」


 「ただいまー!!」

その元気な声に驚き、一気に目が覚めたものだった。
俺は学生服のボタンを嵌めていった。
ヤスオ兄ちゃんは台所に行った。
 「あっ…、やっぱりコウキ君だ。」
 「お邪魔しています。」
 「どうしたの?」
 「え、なにが?」
 「顔、赤いよ?」
 「文化祭終わって、走ったから…」
叔父さんは笑いながら言ってきた。
 「あー、分かった。片づけさせられるのが嫌で、走って帰ったんだろう。」
 「ははっ…。内緒ね、内緒っ。」

叔父さんと話をしてると、ヤスオ兄ちゃんは紅茶を持って来てくれた。
 「お父さん、早いね。はい、コウキ。」
 「あ、ありがとう。」
 「ヤスオ。お父さんにも頂戴。」
 「そう言うと思ったよ。」と言いながら、ヤスオ兄ちゃんは差し出していた。

あれから2年半経った。
結局、あの日からはヤスオ兄ちゃんは勉強ばかりしては塾に行ったりして、会う事は無かった。

いや、卒業式の日。
名前を呼ばれた時の返事と、卒業証書を貰う為に壇上に上がった時。
それ以来だ。


まてよ、さっき「またな」って言ったよな?
まさか、あの時の続きでもする気か?
冗談ではない!
俺は、もうあの頃の青臭い中学生ではない。
あれが、どんな意味を持った行為なのかは分からなかった。
だけど、今では分かる。

嫌だ!
断固として避ける、逃げるぞ。


俺は忘れずに後ろを向いて言った。
 「宮田。さっきはありがとな。」
 「ああ…いいよ。お前、隙を見せるなよ。」
 「ああ、気を付けるよ。」


☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。
ヤスオ兄ちゃんこと、松岡先輩。
昔の頃を、思い出していたコウキでした。

さて、これからどうなる?

※※※

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