~男の花園~ (6)※ドンパチ有り…※
タカは、1人でマルクと対峙していた。
ワルサーを持つタカの手に、マルクは視線を向ける。
震えない、まっすぐに自分を狙っている。
しばらく無言のまま、時間は過ぎていく。
そのワルサーと、この男・・・、どこかで見覚えがある。
どこだったか・・・。
そうしてると、コクピットの方でブザーが鳴ってるのが漏れ聞こえてきた。
そろそろか。
まあ、どっちみちネズミは始末してやる。
あのクリニックボスも、用無しになったら始末しよう。
理由なんて、いくらでも付けれる。
貴様ら三匹とも、邪魔だ。
目障りだ。
それに、どこに隠れていたのか、もう一匹のネズミが動き出した。
私の目の前で、耳打ちをしている。
ムカつく。
そう思っていたら、マルクは撃った。
ドンッ!
パリンッ…。
2人が避けてくれたせいで、何かが割れた音がする。
「ほう。よく避けたな。」
しかも、そのネズミはエサとして捕まえたクリニックボスを抱きかかえている。
「ぅ… っ・・・ 」
「貴様っ、そいつを離せ!」
「はっ、誰が離すもんか。せっかく穏便に事を済まそうと思ってたのに…。」
「泥棒ネズミが・・・。」
ゴリッ・・・・
タカが、自分のワルサーの銃尻でマルクの頭部を叩いた。が、少ししか当たらなかった。
「どっちが泥棒だ?ボスに手を出し、拉致したのは誰だ?」
マルクはタカを睨んだ。
「貴様っ。よくも、この私に・・・。」
ドンッ、ドンッ!!
「ぁ・・・ ぁ・・・ 」
マルクが撃つ度に、何かが割れる音がする。
パリーン、パリンッ…。
「ぅ・・・ ふ…、っ・・・ 」
マルクは、自分のジェットの装飾品が壊れるよりも、目の前に居るネズミが二匹とも避けるのでイラついている。
「このネズミ共が・・・ クタバレッ!」
そう言うと、ワルサーを捨て、散弾の方を手にした。
ババババババッ・・・!!
タカもそうだが、ユウマも伏せた。
ユウマの身体が自分に覆い被さってきたトモは、一瞬だが、呻き声が止まった。
「っ・・・ ぅ・・・ 」
だが、数瞬後には叫んでいた。
ユウマを引き剥がそうとしていたマルクは、近寄っていた。
そして、トモをユウマから引き離し、自分の手元に抱きかかえた直後だった。
「ジョーーーーッ!!」
耳に響いた。
自分の耳元で叫ばれたマルクは、蹲った。
タカとユウマも、同じ様に蹲った。
2人とも内心は同じ思いだった。
(ふんっだ、この爺・・・。ざまあみろ!)と。
ジェットの尾の方から、こっちに来ようとしている人の気配がするのをタカは感じ取った。
※※ あさみからの、裏話コメント※※
そして、ジェットでのドンパチが始まった。
マルクは短気で、すぐにカッとなりやすいタイプ。
自分の私室の惨状よりも、目の前のネズミが気になって仕方ない。
そのネズミが、エサを持って行こうとしてるのを目にしたマルクは、散弾まで持ち出した。
さあ、大変Σ(; ̄□ ̄A アセアセ
そして、エサを自分の手元に引き寄せ・・・。
そのエサは、大声を上げた。
エサである友明は、大学時代は声楽を取ってはドイツでのフェスで歌ったほどの声量。
耳元で叫ばれたのでは、蹲ってしまうのは致し方のない事。
(ふんっだ、この爺・・・。ざまあみろ!)
タカとユウマも蹲ったが、2人とも同じ事を思っていたなんて、さすがだね。
(*≧m≦*)ププッ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
ポチッ、としてくれると嬉しいです♪
ワルサーを持つタカの手に、マルクは視線を向ける。
震えない、まっすぐに自分を狙っている。
しばらく無言のまま、時間は過ぎていく。
そのワルサーと、この男・・・、どこかで見覚えがある。
どこだったか・・・。
そうしてると、コクピットの方でブザーが鳴ってるのが漏れ聞こえてきた。
そろそろか。
まあ、どっちみちネズミは始末してやる。
あのクリニックボスも、用無しになったら始末しよう。
理由なんて、いくらでも付けれる。
貴様ら三匹とも、邪魔だ。
目障りだ。
それに、どこに隠れていたのか、もう一匹のネズミが動き出した。
私の目の前で、耳打ちをしている。
ムカつく。
そう思っていたら、マルクは撃った。
ドンッ!
パリンッ…。
2人が避けてくれたせいで、何かが割れた音がする。
「ほう。よく避けたな。」
しかも、そのネズミはエサとして捕まえたクリニックボスを抱きかかえている。
「ぅ… っ・・・ 」
「貴様っ、そいつを離せ!」
「はっ、誰が離すもんか。せっかく穏便に事を済まそうと思ってたのに…。」
「泥棒ネズミが・・・。」
ゴリッ・・・・
タカが、自分のワルサーの銃尻でマルクの頭部を叩いた。が、少ししか当たらなかった。
「どっちが泥棒だ?ボスに手を出し、拉致したのは誰だ?」
マルクはタカを睨んだ。
「貴様っ。よくも、この私に・・・。」
ドンッ、ドンッ!!
「ぁ・・・ ぁ・・・ 」
マルクが撃つ度に、何かが割れる音がする。
パリーン、パリンッ…。
「ぅ・・・ ふ…、っ・・・ 」
マルクは、自分のジェットの装飾品が壊れるよりも、目の前に居るネズミが二匹とも避けるのでイラついている。
「このネズミ共が・・・ クタバレッ!」
そう言うと、ワルサーを捨て、散弾の方を手にした。
ババババババッ・・・!!
タカもそうだが、ユウマも伏せた。
ユウマの身体が自分に覆い被さってきたトモは、一瞬だが、呻き声が止まった。
「っ・・・ ぅ・・・ 」
だが、数瞬後には叫んでいた。
ユウマを引き剥がそうとしていたマルクは、近寄っていた。
そして、トモをユウマから引き離し、自分の手元に抱きかかえた直後だった。
「ジョーーーーッ!!」
耳に響いた。
自分の耳元で叫ばれたマルクは、蹲った。
タカとユウマも、同じ様に蹲った。
2人とも内心は同じ思いだった。
(ふんっだ、この爺・・・。ざまあみろ!)と。
ジェットの尾の方から、こっちに来ようとしている人の気配がするのをタカは感じ取った。
※※ あさみからの、裏話コメント※※
そして、ジェットでのドンパチが始まった。
マルクは短気で、すぐにカッとなりやすいタイプ。
自分の私室の惨状よりも、目の前のネズミが気になって仕方ない。
そのネズミが、エサを持って行こうとしてるのを目にしたマルクは、散弾まで持ち出した。
さあ、大変Σ(; ̄□ ̄A アセアセ
そして、エサを自分の手元に引き寄せ・・・。
そのエサは、大声を上げた。
エサである友明は、大学時代は声楽を取ってはドイツでのフェスで歌ったほどの声量。
耳元で叫ばれたのでは、蹲ってしまうのは致し方のない事。
(ふんっだ、この爺・・・。ざまあみろ!)
タカとユウマも蹲ったが、2人とも同じ事を思っていたなんて、さすがだね。
(*≧m≦*)ププッ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆彡
ポチッ、としてくれると嬉しいです♪
- 関連記事
-
- ~男の花園~ (8)
- ~男の花園~ (7)
- ~男の花園~ (6)※ドンパチ有り…※
- ~男の花園~ (5)
- ~男の花園~ (4)