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クリスマスに芽生えた友情 ~最終話は、サンタからのプレゼントだよ!

 無事に免許証が手元に届いたショウはヒロトにメールしていた。
 ツーリングしようと日にちを合わせると、たまたま12月24日になった。
 「なんやかんやとあったけど、ヒロトといると楽しいな」
 「そう言われたのは初めてだ」
 「仲間から友だちに昇格な」
 「嬉しい」

 この時、ショウは生まれて初めて自分から手を差し出した。
 本来なら嫌がって手を握らないヒロトだが、この時は違っていた。
 
 お互いの手が温かい。
 「これからよろしくな」
 「こちらこそ、よろしく」
 「で、日本語教えて」
 
 その言葉にヒロトは笑っていた。
 「どこに笑う要素があったのかな?」
 「ショウらしいなと思ってね。いいよ。教えてあげる」


 一人の人間として、山口昌平は福山博人を認めた日でもあった。
 天然な御曹司坊ちゃん同士の確固たる友情が芽生える。

 誰にも、弟にも言わない。
 山口昌平が、父である『御』に、自分に友だちができたことを言える日が来るのだろうか。

 福山博人にとって、唯一無二の親友となる存在ができたのは喜ばしいことだった。
 すでに父親には知られているので、問題ない。



 メリー・クリスマス!
 サンタからのプレゼントだよ。
 もう、2人とも寂しくないよね。














   完



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読んでいただきありがとうございました。

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