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俺はノーマルだ。お前と一緒にするな! (39) 

 んでは優介の顔を見にシュークリームを買いに行こう。

 チリンチリンッと鳴る。
 「いらっしゃい、あ、徹」
 「こんちは。抹茶と生を3つずつ下さい」
 「いつもありがと」
 「美味しいから買ってるんだ。ねえ、そろそろ新メニューしないの?」
 「よく言われる」

 師匠の笑い声が聞こえてくる。
 へえ、珍しい事があるもんだなと思っていたら、誰かと一緒みたいだ。
 「ははっ、それじゃ親子での会話が楽しみだな」
 「ああ、あいつを弄るのも楽しみだ」
 「しっかし、常務とはねえ」
 「副社長でも良い位だ。でも、あいつを下から突いてやるのも良い」
 
 師匠の隣に居た誰かに目がいったのか、ぽつりと呟いていた。
 「あ、さっきの……」

 その呟きが聞こえたのだろう、相手も気が付き目を向けてきた。
 「君は、さっきの……」

 
 「ああ、そうか。同じ会社だな」と言う師匠の声が聞こえてきた。
 「何が?」
 「こいつはモグラ君とこの秘書やってる」
 「岡崎って言ってたけど……、あー、はいはい、分かった。思い出した」
 「で、シュークリーム目当てに買いに来るんだ」

 師匠の、そのシュークリームで思い出した岡崎は言っていた。
 「美味しいんだから良いでしょ。それより師匠、新メニュー出して下さい」
 「新メニューにしようと思って試食品を作ったが、食べるか?」
 「是非、試食させて下さいっ」

 その誰かが師匠に声を掛ける。
 「悟、またな」
 「ああ、宮田も頑張れ」
 「サンクス」

 笑顔がとっても素敵な人だな。
 その笑顔に見惚れてしまいそうだ。




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