FC2ブログ

俺はノーマルだ。お前と一緒にするな! (26) 特別な登場人物出演 part1 

 翌週、木曜金曜と有給休暇を取り、土曜日曜までの4連休で引っ越しだ。
 荷物は少ないし、一人暮らしの時に使っていた家電を探していたのだけど、見当たらないので買う事にした。
 まあ、20年も前の物だ。最新の方が良いかもな。

 大家はコンビニ経営してるので、この時間はコンビニに行くか。
 車を住人用の駐車場に駐車すると、手土産を持ってコンビニに向かった。
 「いらっしゃいませ」
 
 迷わずにレジに向かう。
 「今日から、2階のDでお世話になる岡崎と申します。よろしくお願いします。お近づきの印に、こちらをどうぞ」
 「ありがとうございます。店長は1時間後には戻ってきますので伝えておきますね」

 気が付くかなと思い、わざとフルネームで名乗ってやる。
 「私は稲垣新一です。よろしくお願いしますね」
 「稲垣新一さんですね。よろしくおね…」

 えっ!と声が漏れ、勢いよく顔を上げてきた。
 「もしかして……、東京オケの、バイオ……、第二のリーダー……」
 「あ、気が付いたんだ……」
 「うわあー、感動……」
 「え、いや、そこまで言われるとは……。それに、もう辞めて何年も経ったから」

 そう言ってくる相手は困ってるが、思わず心の声が出ていた。
 「嬉しいです」
 すると、相手はこう返してきた。
 「なら、もう車で寝る事はないね」

 その言葉で気が付いた。
 「え、新一さんって……」
 
 そのときに気がついた。
 「え、嘘っ。せ、先日は大変ご迷惑おかけしました。しかもバイオリンよりも重い物を持たせてしまって」
 「驚いたけどね」
 「そうですよね、申し訳ありませんでした」
 「ああ、そうだ。鍵を持ってきますね」
 「はい、お願いします」


 部屋に荷物を置いて、もう1軒に挨拶に行く。





にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村


特別な登場人物に驚きの声を上げましたね~

関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment