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俺はノーマルだ。お前と一緒にするな! (25) 

 メールするつもりでスマホを取り出すと点滅している。
 心当たりはあるので開き見ると2通のメールが着ていた。
 ”無理に来なくていい。ブラコン卒業のきっかけになる  父”

 もう1通は姉貴からだ。
 ”遅れても良いから来るんだよ。待ってるからね  サキ”

 少し考えるとスマホを片付けた。
 さっき約束したからな。
 着替えて行こう。
 バカ姉貴、これが最後だよ。


 開始時間から遅れる事50分。
 19時50分に着いた。
 「徹、良かったあ」
 「サキ姉、これが最後だからね」
 「どういう意味?」
 「来年からは来ない」
 「どうして……」


 丸々一部屋を借りての会場。
 今日はサキ姉の誕生日で、道場をあげての誕生日会。
 俺は破門になったんだよ。
 そんな俺が、皆と仲良く顔をつき合わせられると思ってるのか。
 そんな俺に気安く声を掛けてくれる人がいる。
 「おー!徹が来た」
 「遅いぞー」
 「常務秘書なんだってな」

 そういう言葉を押しのけるように、誰かが俺に聞いてくる。
 「よお、徹君。破門されて気分はどうだ?」
 
 その言葉に素直に応じてやる。
 「気が楽になったよ」


 1時間もしない内に父親を見つけたので挨拶をして帰宅の途に着いた。
 ここからだと、あのコンビニに行くには1本だ。
 それに、そんなにも時間掛からない。
 よし、これから契約しに行こう。




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