FC2ブログ

秘書の育成研修 (39) 性描写あります。

 34人の内、道着を着てるのは23人で、残りの11人はジャージ。その内の3人は護身術だ。
 「悪役になってやるよ」
 「良いけど、できるの?」
 「空手だけど」
 「ま、良いでしょ」

 そう返すと優介は4人に向かって説明している。
 「この悪役の手から自分の身を守るのが護身術です」
 「何をしても良いのですか?」
 「何かをされて、その後にします。自分からはしません。それでは、手本をしますね」


 悪役になりきる岡崎は声を掛けてやる。
 「へいへいへい、兄さん可愛い顔してんじゃん」
 「余計なお世話」

 悪役は肩に手を掛けてくる。
 「ねえ、俺と遊ぼうぜ」
 「お断りします」
 「澄ましてんじゃねえよ。ほら、こっちに」
 「嫌だって言ってるだろ」
 「こっちに来るんだ」

 そう言いながら手を握ってこようとするが、手首を捻って逃げようとしている。
 「抵抗するなら容赦しねえぞ」
 「できるのならやってみろ」
 「このやろっ」

 悪役に扮した徹は拳を入れてくるが、当たる手前で避ける。

 スカッ。

 「ん、あ、あれ…」
 「当たんないじゃん。下手くそー」
 「この野郎ー」

 尻を蹴られそうになるのが分かるので、斜め横に動く。
 
 「ぬっ…、と、と、と」
 「足短いねえ。1人で遊んでて。それじゃ」
 「のヤロー。マジで本気出していくぞっ」

 シュッと本気の蹴りの気配がするので横に避ける。
 着地した徹は拳を繰り出してくる。
 ああ、そうだった。空手か。
 拳と蹴りが同時にくるので当たる寸前で横に飛びバク転する。
 「む…、何故に当たらない…」
 
 4人の内の一人から言われる。
 「本気じゃないからだろ」
 「いや、本気なんだけど」

 肝心の優介はいけしゃあしゃあと皆に説明している。
 「今の様にして攻撃を躱すのが主な武術です。では、基本からいきますね」


 「足幅は肩幅と同じ位に広げて利き足を前に出します」
 「はい」
 
 「手は軽くグーにして」
 「はい」
 
 「腰を落とす」
 「はい」
 
 「足を繰り出すっ」
 「はいっ」
 「え、繰り出すって…」

 繰り出すってキックするって事なのかと聞きたかったら叫び声が聞こえてきた。
 「いーっ…」


 優介の繰り出した足は、襲い掛かろうとしていた悪役に扮した徹の股間に当たっていた。
 「ゆ…、す…」
 「今のは軽くしただけだから」
 「って、言ってもー」
 「しつこい奴には、今の様に禁蹴りします。OK?」

 4人は、黙って頷いてる。
 「本当にOK?この護身術は自分の身を守る術なんです。攻撃よりも避ける、身を護る。それが一番なんです。分かりますか?唯一の攻撃は禁蹴りなんです。完全防御であり相手の攻撃を避ける。
 以上が護身術です。宜しいですか?」
 「はい、OKです」

 誰かが近寄っていく。
 「岡崎さん、大丈夫ですか?」
 「ぶじゃない…」



 そんな優介を見て、クスクスと笑いながらユウマは呟いてる。
 「まるで初めて会った頃のボスに似ているな」
 その呟きにサトルは、こう返していた。
 「せめてもの救いは、ボスと同じ人種じゃない事だ」
 「同じ人種だと大変だな。蜘蛛になられたらどうしようってな」




にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村


さっそく、指導しはじめた優介は、故意的に、徹に禁蹴り。
痛かっただろうなあ。。。
故意的なため、性描写にしちゃいました。

関連記事
スポンサーサイト

0 Comments

Leave a comment