最新作! 『出会うから別れがあるんだ』

いつも読みに来て頂きありがとうございます。

本音を言いますと、今作の方を4周年記念SSにしようかと迷っていたのです。

出会い=別れ

でも、この図式を二作で表しても良いかなと勝手に思って、
今作は『4周年記念SS 後編』と題してのタイトルにしました。

人とは、出会うからこそ別れが来るものです。
それは付き物ですね。

ジャンルに思いっきり迷いましたが、BLにします。
男性しか登場しないので主従愛、仲間愛という事で(無理矢理くっ付けてるww


 ~あらすじ~
 良い思い出は一つも無かった。
 だけど、これだけは言える。
 今、私は生きてる。
 だからこそ、これからの人生を過ごす。

 ”ありがとう”なんて感情は無いから言わない。
 だから、この言葉を贈りました。

 ”人間、出会うから別れが来るんだよ”
 
 ”今まで、よく頑張ったね。お疲れ様”

 その言葉に、母は頷き”ありがとう”と応じてくれました。
 生まれて初めてだったんです。
 最初で最後の言葉。
 初めて、母の口から”ありがとう”と言葉を貰いました。

 言って欲しかったんだよね。
 でも、誰も言わなかった。
 私なら言えるから、”よく頑張ったね、お疲れ様”と言ったまでです。

 ”来世では会えるかどうかは分からないけど、元気でね”

 その言葉を最後に言うと、穏やかな表情をしていました。
 まるで私を虐めていた頃は無かったよ的な感じでした。
 貴方に包丁で刺された痕は、まだしっかりと残ってる。
 「金が掛かる」と言って病院に行くなと言われたからね。
 行っても数針縫うだけだし。
 だから、私は自分の身体を見るのが嫌なんです。

 その翌日、母は永眠しました。

今年の2月22日に、私の母は他界しました。
その私の思いを文にしました。

本当に、感謝の念なんて無い。
それは、彼等にとっても同じ事でしょう。

勝手にイタリアに連れて来られ、挙句の果てにはドイツへ。
でも、ドイツでは。。。
自分たちに日の目を見る事を許してくれた。
生きる術を教えてくれた。
誰かを護る事を許してくれた。

だからこそ、彼等は生きている。
自分の生きたい道を。
真摯な思いを、頑ななジュニアは受け止めてくれた。

私だって、
私の生きて行きたい道を突き進んで生きたい。





 ~登場人物のご紹介
フィル
ウィリアム(ウィル)
ジョン
アール(アーノルド)

 スペシャル出演者
マルク様
ドイツにあるフォン・パトリッシュ候である『御』のジュニア。

レイ
シンガポールで出会った多国籍病院の室長。




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