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4周年記念SS (6) 

 海辺に沿って建つ宿。
 そこは全室がオーシャンビューだ。
 ガイドブックにも載ってるほどの有名な所だ。
 その受付に悟さんと2人で向かう。
 結局、レンタカーは少し歩いたところにある宿泊専用の駐車場に置いてる。

 「叉、会ったな」
 「本当だったとはな…」
 
 「悟さん、知り合い?」
 「優介を天然パソコンと言ってた奴」
 「え…、あー、あの人っ」

 「ここは宿泊施設とクリニックの両方あるからな。まだやっていけてるんだ」と、説明してくれた。

 案内してくれた部屋は、とっても広くて綺麗で、なんか温かい感じのする部屋だ。
 それもそのはず、電灯ではなくランプの灯りで照らし出されているので、とても癒されリラックスできる場所だった。
 各部屋に付いてる温泉風呂には露天風呂も付いており、海との境にある柵は龍のデザインが施されている。
 
 うーん、露天風呂最高!
 空と海のパワーも最高!
 ご飯も美味しい!
 普段は車のネオンしか目にしないけど、海だなんて本当に何十年振りだろうか。

 悟さんの声がしてくる。
 「この部屋から、あの崖が見えるとはな」
 「何だか分かった気がする」
 「何が?」

 俺は言っていた。
 「あの龍は、ここが空と海の両方の気で満ち溢れているので居たのではないかな」
 「パワースポットは龍にも効果があるという事か」
 「風と水を司る生き物でしょ」
 「そうだ」
 「あの龍も、大いに観光に貢献していたんだよ。きっとね」
 「優介…」
 「そんな事を知らない人が、ひょんなことから龍の目を覚ました。どちらも悪気は無かった。
3年も早く叩き起こされた龍が怒るのは分かるけど、違う怒り方があったと思うよ」
 「例えば?」
 「んー…、例えば、そうだなあ。”あと3年経ったら遊んでやるから”とか」
 「あははっ、優介らしいな。そうだ、その龍の封印を見せてあげる」

 そう言うと、悟さんはテレビ台に付いてるデッキにセットした。






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違うサイトでエロ無しのファンタジー小説を龍視点で書いて更新中です。
 悟が出演しています。
 一緒に読んで頂けると幸いです。

  『龍神の宮殿』


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