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GW旅行は能登半島 (28) ソフトな性描写あります。

 さあ、どうしてやろう。
 何年、撃ってないかなあ。
 30年、いや40年近くかな。
 アメリカに居た時は毎日の様に撃っていたけど、まあ相手は龍だ。
 的は大きいから何とかなるだろう。

 涼の弟も構えて撃ちだした。

 「悟、口上は?」
 「好きなようにやれ」
 「良いのか?」
 「ああ」
 「それじゃ、美味しいとこ貰おう」

 息を吸い、呼吸を整える。
 「尻尾も動かないし肝心の羽が生えてこないよなあ。大人しく、この中に入るんだな」
 そう言うと、ベッドのマットレスの下に隠されていた物を見せる。

 ”それは…、貴様っ”
 「今回で、あんたは居なくなる。この中に入れて封印してやる」

 ”貴様…”
 「その後、銃で撃つんだっけ?」
 その問いに黙った龍に数発撃ちこんでやる。

 ”吾には効かない。それに羽で無く、翼だ”
 「おや、そうかい」

 ズキューンッ!

 銃、独特の金属音が聞こえてきた。

 ”そんなチャチな物で、どこを撃ってるんだ?”
 「当たらないな。40年やって無いんだ、勘が鈍ったかも」
 「卒業以来か」
 「アメリカに居た間はしてたんだけどな」
 「母親んとこか」
 「それ以来だな。相手は大きいから大丈夫だろうと思っていたが、鈍りも大鈍りだな」


 ニヤリとほくそ笑んだ相手はチャチな物を持っている悟に対象を変えた。

 ”全然当たらないな”
 「なんだ、そこから動かないのか」

 弾倉を取り換え、構え撃つ。
 ”掠りもしないな”
 「掠ったけど不感症か?」

 ”何?”
 「他の奴等との攻防で感じてないのか。それは良かった」

 そう言うと、ペレッタを構え直し、弾倉を空になるまで撃つ。
 ”だから当りも掠りも…”


 いや、下腹部の下が熱い。
 何だこれは、何か変な感じだ。
 まるで交尾をしたい気分だ。
 ”貴様、何をしたっ”
 「皆が皆、同じ所に当てるとは限らんぞ」

 ”うぅ…”

 再度、弾倉を取り換え構える。
 「教えてやろうか。私は学生時代は6年間ずっと左腕に君臨していた。意味分かるか、分からんだろう。でもな、今でも左腕だっ。これからも、永遠になっ」
 
 そう言うと、一弾倉を空になるまで先ほどと同じ箇所である下半身のある部分を目掛けて撃つ。
 涼の呆れた声が聞こえてくる。
 「永遠かよ。レベルアップしたねえ…」
 「スズメは右腕のまま死んだ。だから私も左腕のままだ」
 「スズメが…、あいつが死んだのか…」


 ”くそぉ、そんな物で”
 「まだ分かって無いのか。ほら見てみろよ」

 高い位置に弾倉を掲げ見せてやる。

 ”なっ”

 口が開いた。
 その機を逃さず口の中に撃ちこんでやる。
 「スズメの敵、思い知れっ」
 「いや、あの龍のせいでは無いと思うが…、まあイイや」
 「中国からこっちへ帰国途中に飛行機が爆発して死んだんだ」
 「え、まさか、去年の爆発したって報道があった…。名前、載ってたっけ…」
 「あいつのフルネーム知らんだろ?」
 「ははっ…、村上さん家のスズメ君」
 「ったく、スズメ=ヨウイチ・村上だ」
 「自分も知らないんじゃん。勝手に名前を作ってやるなよ」
 「日中のハーフなんだから、これぐらい許せる範囲だ」
 「中国人名にスズメというのは無いだろ。天国のスズメ君、文句言ってやれ」







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呼ばれてジャジャジャジャーン!
 「サトル、お前って奴は。。。ε-(ーдー)ハァ
しかし、イイ線いってるな。私のフルネームは誰にも教えてないが、そろそろ良いかもな。
 『洋一=雀・村上』と書いて、ヨウイチ=ヤン・ムラカミだよ。

おぉ、隣に見えるはクライマーの童顔リョウだな。なっつかしいな~」

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