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GW旅行は能登半島 (12) ~助っ人アドバイザー登場!

 「…で、岡崎君はどうしたいのかな?」
 「お願いです。5人を助けて下さい。アドバイスがあれば下さい。やっとなれた常務秘書を50年も待たないといけないなんて…、50年も経つと定年過ぎて90歳越えた爺ちゃんですよ。そんなヨボヨボになってまで待ちたくない」

 話を持ち掛けられた悟は、パソコンで検索掛けてる恋人に声を掛ける。
 「優介、何か出てきたか?」
 「引っ掛からないなあ…」
 その優介に岡崎はお願いポーズを外すことなく聞く。
 「優介、何かあれば教えて」

 だが、優介は恋人に返していた。
 「ねえ悟さん、行ってみようよ」
 「え、能登に?」
 「取り敢えず5人は無事なんだから、もう少し話が聞けるかも」

 岡崎の目は優介にヘルプ要請している。
 「例えば?」
 「その最初に落ちた人。結局二度ともその人が最初に落ちたのでしょ?何でなのかなあ」
 「それもそうだね…」
 「どこに、その異世界のスイッチがあるのか。それも気になる」

 その言葉に、悟は腰を上げた。
 元々、そういう手の話は好きな悟だ。
 スマホを取り出し、長兄に連絡する。
 『お兄ちゃんに用ですか?』
 「昌平、御神龍って知ってるか?」
 『龍神?』
 「御神龍。御なる神の龍だ」
 『だから龍神だろ。それがどうした?』
 「行ってみないか?」
 『何処へ?』
 「能登半」島にある)と言いたかったが、相手は最後まで聞いてくれない。
 しかも楽しそうに遮ってくれる。
 『能登って、龍神の宮殿か?行く行く、行って見たいっ。龍神の宮殿って50年に一度拝める事出来るんだよな。あれ、今年なのか。嬉しいっ。お兄ちゃんに楽しみをありがとぉっ。
もちろん、ヘリで連れて行ってやる。そこは任せなさいっ!
おーい、新一。山登りの支度して能登に行くぞー!

 ―はあ、これから?』


 昌平は龍神と言ってくるが、御神龍でなく龍神なのか。
 そう思うと、優介に言っていた。
 「優介、”龍神の宮殿”で検索しろ」
 「はい」


 ― 龍神の宮殿 ―

 その言葉で岡崎も分かった。
 地元の人間である及川は御神龍と呼んでるが、他地域では龍神と呼ぶ。

 能登にある”龍神の宮殿”となると、50年に一度と言う話は本当だ。
 あの久和田常務は本当になんて事をしてくれたんだ。


 耳元で声が聞こえる。
 「聞いてたか?」
 
 ビクッと身体が揺れる。
 「ご、ごめんなさい。頭がオーバーヒートして…」
 「まあ、それもそうだな。優介がプリントアウトしている。もし行くんだったら山登りの支度しろ」
 「はい。あ、あの、他にも連れて来て良いですか?」
 「今は5人だから…、あと7人までなら良いぞ」
 「あと3人です。お願いします」
 「じゃ。19時に、ここで」

 そう言われ、岡崎は4人に連絡した。
 18時40分、山登りの恰好をした山口と峰岸と山岡を引き連れて来た。







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もしかしなくても、このお方ですね。
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