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GW旅行は能登半島 (3) ~一転して、ここは何処。。。?

 くそぉ…、どうしてこうなった。
 ここは一体、何処なんだ。

 辺りを見渡すが誰も居ない。
 俺、一人だけ。

 声に出ていた。
 「くそぉ…、絶対に生き延びてやる」

 しかも坊ちゃんの姿も見えない。
 俺の隣を登っていたのに。
 安藤と高橋と瀬戸の3人は軽々と登っていたので、もう着いてるのかなと思ってたら叫び声が聞こえてきた。
 「わぁーっ」
 「2回目ーっ」
 「何で―っ」

 その軽者3人が上から落ちてきた。
 俺を通り越して下に下にと落ちていく。
 それと同時に、ズザザッと何かが落ちてきた。
 「うわわっ…」

 ビタンッとぶつけた音まで聞こえる。
 ん、何だこれは。
 「てー、危なかったあ…」

 この声は、坊ちゃん。
 こいつはあ…、俺の肩に乗っかる様に腰を乗せている。
 肩車をしてるという状況に、しっかりと体重まで乗せてくる。
 
 重い…。
 いや、身体が密着してると言うのは良いのだが、いかんせん重い。
 しかも子供体型ではなく成人体型なので、なおさら重い。
 自分一人の重みだけでなく、どうして2人分の重さを支えないといけないんだ。

 その坊ちゃんは動こうとしない。
 くそぉ…、これが地面だったら押し倒してヤルのに。
 うー……。


 遂に言っていた。
 「重い。いい加減に下りろ」
 「え?」
 「え?じゃ、無い。いつまで俺に肩車させる気だ」
 「ご、ごめんなさいっ。んー、何も持つ物が無い」
 「無けりゃ、そのまま貼り付いとけ」
 「ありがと」

 坊ちゃんは俺の頭の上に手を置こうとしてくるので、即座に言ってやる。
 「違う。俺から離れろと言ってるんだ」
 「だって、本当に掴まるものが無いんだ」
 「お前、先に登っていっただろ」
 「そうだけど…」
 「なんで、落ちてくるんだ…。それに重いし…」
 「ごめん…」


 これのどこがアスレチックなんだ。
 もしかして俺の耐久性を試してるのか。
 精神的アスレチックなんだな。
 なら、そう思ってやる。







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ここは。。。

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