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清水朝巳の腐道中 (4) ~再会~

東京駅に着いた朝巳は、ある人物に気が付き寄って行った。
間違いない、なんでここに居るんだろう。
と思いながらでも声を掛けていた。
 「よお。どした、こんな時間に」

肩を叩かれ声を掛けられた人物は振り返ると一瞬驚いていたが、その内に笑顔になった。
 「お久ー。元気そうだな。もちろん腐探しさ」
 「こんな時間にか?」
 「そっちこそ」
 「同窓会で倉敷だ。雄吾は何で」
 「日本が恋しいんだよ」

その言葉に、朝巳は笑っていた。
 「あの陰険ボスに言い詰めてやろうと思ってな」
 「お前、忘れてるな」
 「何が?」
 「水曜は定休日だ」
 「あーー!うっかりしてたぁ…」

しかし雄吾は引かない。
 「なあ、同窓会ってどこの?」
 「中学の」
 「なんでお前には連絡あるのに、俺には無いんだ?」
 「実家に届いてるのでは?」
 「実家からは何も言ってきてないぞ」
 「忘れてるとか」
 「あの親はあ…」


溜息吐いた雄吾は言ってきた。
 「俺も一緒に行く」
 「え、何で」
 「どうせ、お前の事だ。こんな時間に、このホームだなんて。腐探しだろ」

きっぱりと言い当てられてしまった朝巳は溜息を吐いた。
 「邪魔するなよ」
その言葉に雄吾は顔を輝かせた。
 「うっしゃ!それじゃ、パンとか何か買って乗り込もうぜ。
でもって、行き当たりばったりも良いが、どう行動するか考えよう」


その言葉に朝巳は思っていた。
こいつは、ニューヨークに行ってから考える様になったんだなと。



そんな二人の様子を少し離れた場所から見ていた志水浅海は、行き先が倉敷だと知ると頭の中で計算していた。

倉敷か。
たしか、知り合いはいる。
偶然に会っても、おかしくは無い。

再会の場面を頭の中で何度も描いてると、ホームのアナウンスが聞こえてきた。



各停電車に乗った2人を追う様に浅海も同じ車両に乗り込んだ。
東海道本線は東京駅を出ると太平洋沿いに進んで行く。

電車に揺られる振動が心地よく、朝早かったせいか何時の間にか寝ていた。








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東京駅で再会した相手は、雄吾。
結局、雄吾と二人旅のスタートです。

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