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清水朝巳の腐道中 (3) ストーカーの始まり、始まりww

そんなストーカー紛いな人物が近くにいるだなんて思いもしない清水朝巳は、今日も元気に仕事をしている。
午前中はデッサン教室で、午後からは本業であるスポーツジムでと。
1ヶ月に一度のペースで旅行は無理なので、せめて2ヶ月に一度にしよう。
そう思うと、仕事にもハリが出てくるものだ。

そんな時、卒業した中学校の同窓会のお知らせが届いた。
ふむ、ついでだ。
今度は倉敷で腐探しをしよう。
2泊にしようかな。
この間は画材を持って行かなかったけど、今回は持って行こう。


元々、倉敷で生まれ中学校卒業と共に横浜に出てきたのだ。
長兄が東京の大学に行くから、それに合わせたのだ。
まだ中学2年生だった朝巳は、中学を卒業するまで倉敷に居た。
初恋の人の近くに居たいと思ったからだった。
その間は、従兄の家に1年間お世話になっていた。
誰にも何も言わずに中学を卒業後、単身で家族の居る横浜に向かった。


地図帳と時刻表を広げ見る。
新幹線でなくJRの普通列車で行こうかな。
しかし、12時間も座り続けるには堪らないものがあるな。
名古屋まで行くと名神に乗って短縮するか。
少しでも時間を節約したいな。
大阪か神戸で一泊するのも良いな。
そして翌日は倉敷まで一直線だ。

どんな腐に出会えるのだろう。
楽しみだな。



そして、同窓会の前日の朝早く東京駅に向かう事にした。

 「行ってきます」
 「行ってらっしゃい」
 「伯母さんの所に寄るのか?」と兄貴の声に素直に返した。
 「寄らない。同窓会だから夜遅くなるからね」
 「ホテルか…」
 「うん」
 「まあ、羽目を外すなよ」
 「お土産買って帰るから」

 「ムラスズメでよろしく」
 「はーい」

あれ、何か声が違うと思ってる、長兄の声が聞こえてきた。
 「朝巳、俺はまだ言ってない」

見ると、長兄は次男を羽交い絞めにしている。
 「あ、もしかしてムラスズメって言ったのは」

次々と声が掛かってきた。
 「朝巳、俺は吉備団子」とは父親の声だ。
 「俺は八ッ橋」とは大学を卒業してずっと医者をしている三男。
一度はサラリーマンになったのだが脱サラして医者になった長兄は溜息を吐いて言ってきた。
 「何でも良い」

いつの間にか兄は全員とも早起きしたのか、勢揃いしていた。
父や兄たちの声を無視して朝巳は言っていた。
 「土産は何でも良いって?じゃ、行ってきまーす」



早朝にも関わらず、志水浅海は双眼鏡を手にして見ていた。
荷物は少ないが、こんな時間に出るだなんて何処に行くつもりだ。
なにかピン!ときたのか、浅海は手早くリュックに荷物を詰め込むと肩に担いだ。

バイト先にも連絡いれて。

今度こそは逃がさない。
5せ…、いや、利子つけて6600円だな。







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さあ、浅海視点のあらすじも終わり、狙いを付けられた朝巳。
早朝から、張り切ってます♪

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