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清水朝巳の腐道中 (2) ~志水浅海の愚痴を言わせてくれ~

通路を挟んだ向かいの4人掛けの席が空いたので座った俺は、あいつの声で目が覚めた。
寝ていたみたいだ。

高校生2人を起こしたみたいで、にこやか顔で応じている。
即座に、違う2人が高校生が座っていた席に座ってしまった。

立ったままで居れば良かった。
あいつの目の前の席に座れただろうに。

しかし、こんな人数の前で「自分の食った飯代を払え」なんて言うと、大事になる。
だから、あいつが何処の駅で降りるのか。
降りてから言おうと思い返したんだ。


あいつが降りた駅は、渋谷だった。
え、なんで渋谷?

だから、後を追う様に俺も降りた。


なにやらご機嫌みたいだ。
鼻歌を歌っているのか、歌声が聞こえてくる。

その内、あいつは病院に入って行った。
表玄関を開けて「たっだいまー」と、元気の良い声が聞こえてきた。



その声を聞いて俺はびっくりしたね。
え、嘘だろ。
 「やっと降りたと思ったら、東京の人なのか。しかも、ここって、どう見ても病院だよな…。
あの人は医者なのかあ」
うーん、どうしようかな。
そっか、患者として堂々と入れば良いんだ。


病院名に気が付いた志水浅海は、益々嬉しくなった。
だって、”清水内科・整形外科病院”という病院名なんだよ。
嬉しいな。
彼の苗字は”清水さん”なんだな。
字は違うが、読みは同じだ。



勝手に親近感が深まった志水浅海は、とりあえず今夜の宿泊先を決める事にした。
いくら夏とは言え、夜は冷えるからだ。




そんなこんなで、東京に出てきた浅海。
言いたい事もあるけど、あの身体が忘れられないのだ。
だからフリーターの特権として、清水内科・胃腸外科病院の近くにあるマンスリーマンションに部屋を借りたのだ。
家具家電付きで1ヶ月の家賃は8万9千円。
渋谷でも、安い方に入るらしい。
宇都宮だったら、高い部類に入る。


患者として通院するには健康体なので無理がある。
だから、近場にある飲食店でバイトする事にした。
飲食店だと賄いがあるから食費が浮くのもあるからだ。
さすが渋谷。
都会の中心部だよな。







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浅海の、朝巳への愚痴ですねww
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