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18禁!ネコの事情 (21)

※佳和&啓※


 「お分かり?」
佳和の母は言ってきた。

佳和は溜息を吐いていた。
 「申し訳ありませんでした」
 「全くね」

啓も申し訳なく思い、俯いてる。
 「ごめんなさい…」
 「誰が悪い、というものではないのよ。ただ、ね…。ネコとコミュニケーションが取れないの。
どうしたら良いと思う?」
 「それは難しい事だと思います」
 「だよねー。いくら話しても、返事はニャーだけだものね…」

佳和は、母に言っていた。
 「それじゃ、啓の実家に行ってきます」
 「そうしてあげて」
 「啓、行くぞ」
 「はい。では、今度はゆっくりと来させて貰いますね」
 「啓ちゃんも旅の疲れを取ってね」
 「ありがとうございます。それでは、お邪魔しました」



今度は村上家だ。
歩いてもしれてるので徒歩で向かう。
裏玄関から入ろうとすると、たくさんのネコが日向ぼっこしてる。
でも、いつもより多くないか?
 「お前等、邪魔だよ」
踏んでも良いよ、と言いたそうな感じだ。

俺だってネコの言葉は理解できない。
それでも、なんとなく分かるんだ。
毎日の様に話しかけて顔を見ている俺等と違い、佳和の実家はペットとはかけ離れてる暮らしをしてるからだ。
 「誰か居る?」

その声に応じたのはソファに寝っ転がっていた弟だ。
顔を覗かせてくる。
 「あ、ケイ兄。お帰り」
 「ただいま。さっき田村家に寄ったんだけど、大変だったんだな」
 「こっちは別に良いんだよ。大変だったのは田村家だよ」
その言葉に佳和は応じていた。
 「悪かったね」
 「あ、ヨシさん。お帰りなさい」

 「お父ちゃんか、お母ちゃん居る?」
 「もう少ししたら帰ってくるよ」
 「なら、先に渡しとく」
 「何を?」
 「土産」
その言葉に、弟はソファから跳ね起きた。
 「やっぱりグアムってチョコレートだよな。サンキュッ」
 「で、レモンは?」
 「散歩」
 「だからか…」
 「でも、そろそろ戻ってくる頃かもな」


タイミングよく両親の声が聞こえてきた。
 「ただいまー」
 「ケイ兄が帰ってきてるよ」
三男坊の声で、両親はリビングまで入ってきた。
 「お帰り、2人とも」
 「ただいま」

 「お疲れだったね、佳和君」
 「いえいえ。あの、この度はリンゴがお世話を掛けまして、申し訳ありません」
 「いやいや、良いよ。驚いたけどね」
 「あの、お土産です」
 「ありがとう」

啓の母は聞いていた。
 「グアムはどうだった?後で、ネコちゃんの話をしてあげるね」


今度は、啓の両親と弟にグアム旅行の話をする。



そして、リンゴが、ここに来てからの話をしてくれた。

neko03.jpg


 「何でなのか分からないけれど、背中に寝床を背負って来たの。
車で来たのに、どうして背負っていたのかしらね?」
と、啓の母は前置きして話し出した。
 






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1週間ぶりのネコちゃんです♪
ケイのレモンとヨシのリンゴのお話です。
そして、今度はリンゴがレモンの家で居候する。


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