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18禁!ネコの事情 (9)

そして、ヨシとケイの披露宴パーティの前日まで、2匹は友情というものを感じていた。
元々、気ままなレモンは勝手にベランダに出たり、ベランダを超えてマンションの塀を行ったり来たりして活発だったが、リンゴはそんな事はしない。なのでコツを教えてやる。
自分たちネコとはマイペースな生き物なんだと。
レモンのやり様を見て、リンゴは学び真似をする。
仕事がしたいのだが、今はリンゴに世間という物を教えてる教師をしているのだ。なにしろ時間はたっぷりとある。
それに飼い主は2人とも学校に行ってるからだ。
怪我したって多少の擦り傷は舐めてれば治る。

それに、ケイの部屋にはレモンの遊び道具があるので、天気の悪い時は2匹で遊んでいる。
その内の一つであるキャットタワー。
それに上ってケイが帰って来るのを待つ。
どうしたのか、いつもより帰宅時間が早くなっている。
タマ転がしはどうしたのだろう。でも、今迄より長い時間、近くにおれるので文句は無い。

その日も、帰宅時間に合わせてタワーに上り待っていた。


 「ただいまー」とケイの声が聞こえてきた。
ビクッと身体が震え、今にも降りて迎えに行きたい衝動を抑える。
部屋のドアが開く音が聞こえてきた。
 「レモン、いい子にしてたか?」
お帰り、と甘え声でミューと応じてやるとケイはすりすりしてくる。
 「今日も登っていたんだね。楽しかった?」
 「ニャー」(うん)と甘えて応じてやる。

ふと見ると、ゲージが置かれている。
ケイはスーツケースを取り出し、その中に色々と入れていってるのを見ると、長かったお泊りが終わるのか。やっと帰れるんだねと気が付いた。
その内にヨシも帰ってきて、2人して片付けているので、片付くのを待っていた。


片付いたのだろう、ケイが言ってくる。
 「レモン、入って」
その言葉に、素直にゲージに入る。
 「リンゴは、この中な」と言われ、怖気づいてるもののレモンがさっさとゲージの中に入ったのを見て、リンゴも、この中と言われたゲージに入る。

用意が出来たのか「さあ、行くよ」と声が掛かり、体が浮く感じがきた。
 「ニャッ!」と驚きの声を上げたのはリンゴだ。
そうか、リンゴは初めてなのか。
うんうん、俺も初めての時は驚いたもんなあ…。


一連の動きから車に乗ったのが分かる。
これでリンゴとヨシから、おさらば出来る。

車が動き、動かなくなった。
すると体が浮く感じがした。
ゲージの窓から外を見ると、我が家だ。
嬉しい、帰ってきたんだ。

ケイが先に声を掛けてる。
 「ただいまー」
俺も、一緒にニャー…と声を掛けると、返事があった。
 「お帰り―。レモン、お帰り」

ゲージが床に置かれ、ドアが開くのを待つ。

開いた。

トトトトッ…、と走っていた。
俺の部屋、俺の位置はパスして、俺の仕事をする為、そのまま表に向かう。

見覚えのあるミニタワー。
うん、お客さんも入ってる。
そのタワーに上ると声が掛かってくる。
 「レモン、お帰り」
ニャー・・・(ただいま)と甘えて頭を撫でられてるのを許してやる。
 「うん、可愛いな。レモンが居なくて寂しかったよ」

このバイトの人の手って、優しいから好き。
すると、お客さんから声が掛かってきた。
 「レモンちゃん、お帰り」
 「やっぱり、レモンちゃんが居ないとね」


ヨシの声が聞こえてきた。
 「ほら、リンゴ。レモンに、さよならって言えよ」

リンゴは頭隠して尻隠さずの状態で、ヨシに抱かれていた。
尾なんて、見えない。
 『へーんだ。へっぴり腰の青リンゴヤロー』

リンゴは、何も言ってこなかった。






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そして、ケイの披露宴パーティの前日。
やっと2匹は離れた。
ε-(´∀`*)ホッ津

一安心ですねwww

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