BL風味の小説

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新作!!ネコの事情 (1)

俺はレモン。
なぜか人間の言葉が分かる珍しいネコなんだ。

neko01_c.jpg

俺の周りにいる仲間たちも、同じ様に人間の言葉が分かる。
飼い主である人間には、俺たちの言葉は分からない人が大勢いる。
だけど、一握りの人には分かるらしい。
その内の一人であり、俺の飼い主のケイも何となくだけど分かってくれてるみたいだ。
あと、ケイの兄のテンも分かるみたいだ。
だけど、ケイの弟のソラには通じない。
そして、自由に意思疎通が図れる唯一の人間、スズメ。
人畜無害な奴なので、ケイ以外に懐こうとしない俺が、懐こうと思えるほどの人間だ。
簡単に言えば、単純、単細胞の持ち主だという事だ。
喋らすと、とめどなく喋るので、お喋りスズメと呼ばれてる。


主人公は俺なんだけど、ケイの話も必要なので書いていく。
ケイは、毎日の様に学校へ行く。
何しに行くのか分からないけれど、勉強しに行くんだと教えてくれた。
勉強って何?
ある日、テンが俺を抱き、近くに在る広場に連れて行ってくれた。
そこは、俺たちネコの遊び場に行く途中に在るので、何度も通ってる通路だった。
 「見てご覧。啓が蹴ってるんだよ。カッコイイよね」

見てみると、ケイがタマを蹴って走っているのが見えた。
ケイは楽しそうだ。
 「ニャー、ニャニャニャッ」(あれは、何をしてるの?)
 「あれはね、サッカーと言って、球蹴りをしてるんだ。ゴールに球を蹴り入れて点数を勝ち取っていく球技なんだ」
 「ニャー…」(タマ蹴りかあ…)


ケイは勝ったのか、嬉しそうにしていた。
テンは、そのタマ蹴りを見に、何度も連れて行ってくれたものだ。
次第に、俺もタマを蹴る様になっていた。
丸い物を見ると、蹴っていく。
だけど、それが固い物だと壁やドアに当たると音がするのか、怒られる。
 「レモンッ」
怒られたくないので逃げてやるんだけど、なぜか直ぐ掴まえられるんだよね。



そのケイが、何時の間にか学校に行かなくなった。
何故なのかは分からないが、ケイは一言だけだった。
 「学校を休むように、と言われてるんだ。だから、店を手伝うんだ。レモン、手伝ってくれる?」
 「ニャー」(もちろんっ)

スーパーの仕事を手伝うと、お魚が貰えるので嬉しいのだ。
ケイはスーパーだったり、コンビニだったりと様々な店を日替わりで手伝っている。
俺は、コンビニには行かない。
だって、スーパーの方が楽しいからだ。


そうしてたら、ある日。
見知った顔が俺に声を掛けてきた。
 「レモン、啓を知らないか?」
 「ニャー」(知らないよ)
 「んー…、弱ったな。コンビニにも寄ってみるか…」

この人はヨシと言って、ケイと仲良しな人なんだ。
時々、ヨシの家に連れて行って貰ってるので、危害を加えない人だと知ってる。
それに、ミケネコのリンゴを飼っているんだ。
大人しくて柔かい雰囲気を持つリンゴ。
だけど、何を思ってるのか分からないんだ。
あまり話したがらないみたいだ。
まあ、ネコにも色々と事情があるからな。


その飼い主のヨシが、ここに来るなんて滅多にない事なんだ。
いつもならラフな格好をしているのに今日は違う。
テンと同じ格好をしている。
仕事中なのかな、と思って見てみると、乗ってきたらしいバイクに乗ろうとしている。

バイク。
カッコイイよなあ…。

あれ、ケイを探してるの?
ケイは、どっちに行ったのかなあ…。
コンビニはたくさんあるから、探すのはめんどくさいだろうな。

なんて事を思い、俺はスーパーのミニタワーから下りようとは思ってなかった。







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そうです!
ネコの事情の「ネコ」とは、
ネコちゃんの事を指すのですね~

 「ニャニャ―」(よろしくなー)←レモンの言葉www


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