BL風味の小説

BL風味のオリジナル小説です。
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3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 (30)※最終話のおまけ的なレアもの part3 は、この人※

ジェットに乗って1時間後、パースに着いた。

あー、誰も邪魔者が居ない。
こんなに羽が伸ばせる日が来るとは思いもしなかった。

博人さんとベッドに横たわっていた。
 「博人さん…」
 「ん、もう1回」
 「ひろ…」
 「完全な二人きりだ。怖いか?」
 「全然怖くないよ。もっと早くにこうしてれば良かったと思ってる」
 「同じく」

言っていた。
 「ねえ、博人さん。私はね、この60年に一度のレアな日というのが、自分にどんな影響を与えるのか分からなかった。日本に戻って、分かった事はこれだけ。
皆、幸せそうだった。
父親の血しか引いてない弟もお爺ちゃんになってたし、香織もお婆ちゃんになった。
私は潤が結婚するのかどうかも分からない。だけど、そればかりは特別な出会いがない限り出来ないだろう。博人さん、ありがとう」
 「友…」
 「私を選んでくれて、留まる事を決めてくれてありがとう。本当に感謝してる」

その言葉に照れたのか、テレ顔で博人は照れ隠しも含めて言っていた。
 「思ったんだが…」
 「何を?」
 「福岡の空港で聞こえてきた言葉…」
 「ん?」
何ともレアなテレ顔に見入っていた友明は(何か言ったっけ?)って思い出そうとしてると、相手はとんでもない事を言ってきた。

 「私が、彼の意思を継いでやる」
 「彼の意思とは…」
 「お前のマザコン直し」
 「はあ?」

その言葉で、思いっきり目が覚めた友明は一気に現実に引き戻された。
だが、博人は続けて言ってくる。
 「私も思ってたんだ。どうやったら、そのマザコンを直せるのかなあって。
誰しも同じ事を思うんだなと思ったね」
 「ちょ、ちょっと待ってよ。私はマザコンではない。ただ母親が好きなだけだ」
 「それを世間一般ではマザコンと呼ぶ」
 「ちょっ」

先程の超レアなテレ顔とは打って変わり、自信満々な表情で言ってのけた恋人に憤りを感じたのは言うまでもない。



お母ちゃん。
お母ちゃん、好きだよ。
そりゃ、私の初恋の人はお母ちゃんだよ。
でも、叶わないのは知ってた。
その代り、お母ちゃんの子供で良かったと思ったんだ。
それが、血の繋がりがなく、全くの無関係の人だった。
それを知った時、本当に怒りが湧いた。
お父ちゃんのクソヤロウってね。

でも、私は博人さんと出会って色々な経験をしてきた。

お母ちゃん。
私を育ててくれてありがとう。

生きてる間の、一番レアな日は、お母ちゃんと出会って暮らした事だね。
本当に感謝してるよ。
どんなに虐められても、
どんなに泣かされても、
『お母ちゃん』という存在が居た。
来世でも、会えたらいいな。
その時も親子という関係で。
離れたくないから。
その縁を切りたくないから。

お母ちゃんに会えたのを感謝するなら、会わせてくれたお父ちゃんにも感謝するのか。
いや、まー…。
まあ、そこは目を瞑ろうか。

60年に一度のレアな日。

だけど、香織の言葉に気付かされた。
 「七夕の星座はずっと連なってるんだよ。一年に一度の出会いではなく、本当は繋がってるのだけど、たまたまはっきりと見えた。その日が7月7日なんだ。
だから、私の結婚記念日は7月7日なのー」

そうだな。
あの能天気でおバカな出戻り姉にしては、良い事を言うなと思ったもんだ。
出会いに感謝だな。
お前の解釈の仕方にも感謝だな。




この世はレアな日で埋め尽くされればいいな。
でも、感謝したくない事もある。
感謝したいと、したくない。
その両方の思いがあるからこそ、生きてるんだと実感できるんだよな。
人間の心情って奥深いよな。




おっと、眠りに落ちないうちに…。
このブログの子たちの代表として、言わさせて下さい。
このブログに足を運んでくれ、読んでくれてる皆様に出会えた事。
またメッセージやコメント等の、お言葉を頂けた事にも感謝しております。
ありがとうございます。

これからも、末永くお付き合いくださいます様、よろしくお願い致します。 
      ( 「BL風味の小説」ブログ うちの子代表、福山友明 )
  
 















 3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 完  




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そして、おまけ的なレアものpart3 は、博人のテレ顔でした~

読んで頂き、ありがとうございました。
のちほど、後書きを書かさせて貰います。
<(_ _)>

 ≡≡┌ο≡┌ο≡≡┌ο≡┌ο≡≡┌ο♪ダッシュ!((( 三εεεεε・ヘ(。≧O≦)ノ ニゲロー!!

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