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3周年記念特別SS 『君と交えた、このレアな日に感謝』 (21)

※ユタカ&友※


戦闘機ショーも終わり着替え終わった7人は、話していた。
 「友、どこかを見て回ろう」
 「連れが居るから」

その連れとは誰なのか、すぐに分かる。
だけどユタカは押していた。
 「なあ、皆で写真撮らないか?」と聞いていく。
 「それ良いね。久しぶりに操縦したからな」とサトルが乗り、
 「まだ完全に格納してないからな」とマサも乗ってきた。
 「恰好は様々だけどな…」と苦笑するタカに、
 「まあ、そこはご愛敬という事で」とジュンヤが返していた。
 「全員と個別の2種類だな」とスズメが提案してきた。
そんな皆の言葉にボスは苦笑している。
 「ったく、お前等は…。分かったよ」


ユタカは近くに居た大学生に全員撮影のカメラマンを頼むと、その学生は快く引き受けてくれた。
 「さっきの戦闘機のパイロットだったのですか?感動しましたっ」
 「ありがとう。それじゃ、カメラマンよろしく」
 「はいっ」

全員のを取ってもらったユタカは自分のスマホで皆を個別に撮るつもりでいた。
すると、皆が勝手に自撮りしている。
 「ったく…、私が撮ってやる。だから」
ジュンヤが遮ってきた。
 「私が撮ってやる。はい、貸して」

そう言うと、ボスのスマホを受け取り、ボスを撮った。
もちろん、背景は戦闘機だ。
まだ格納庫の天井は開いているので、学長が乗っていたステージ横に置いていた戦闘機も含めて一緒に8機を撮る。
真ん中より斜めに立ってもらい、自然なポーズを取ってもらう。
 「はい、出来上がり」


その数枚を見たボスは一言だった。
 「おお、浴衣でも違和感ない」
 「でしょ。モデルというのは、自分を前面に出して魅せる者。いわゆる人を魅了する者なんだ。
それを”ハイ、ポーズ!”とか言って撮るのは中学生まで。
まあ、全員撮影なら許せるかもだけどね。
それじゃ、私はこ(れで、さよーならー)」と言いたかったジュンヤを押し留めたのはボスだった。
 「お前のも撮ってやる」
 「え…」
 「私に撮られるのは嫌か?」

うるうる瞳にお願いしたい表情をしているボスに、誰が逆らえようか。
でも、ジュンヤはお決まりの言葉をボスにも言っていた。
 「カメラマンの腕によりけりなのだが…」
 「数枚程撮って、それらが気に入らなければ削除すれば良い」
その言葉と、可愛いおねだり表情にやられた。
 「分かった…」


ボスのボキャブラリーが増えた。
昔は睨み付けるか脅し文句だったのに、現在ではうるうる瞳におねだり顔、やんわりと自分の方に向かせる言葉使いのテクは上達したみたいだ。

 「あ…、ボスを撮る良い機会だったのに…」
と、今になってユタカは実に残念な表情をしている。



そのボスの撮影テクは中級並だが、撮りたいシーンが思い浮かぶ。
フォーカスもそうだが、ちゃんとピントも合って計算されている。
明暗濃淡もそうだが、映像とかに煩いジュンヤは及第点を与えていた。
どうやれば魅せる事ができるのか分かっている人の撮り方だったからだ。
ジュンヤはご満悦だ。
 「ありがとう。気に入ったから削除しない」
 「それは良かった」
 「じゃ、他の奴等は自撮りでもするんだな。私は、これから人と会うんだ」
そう言うと、ジュンヤは手を振り、その場から去った。


そう、ジュンヤは兄弟3人で流星群を見上げる約束をしていたのだ。





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そして、ここからはボスこと友明&ユタカ編。
まず、今話では、『友明はカメラマンに相応しいのかどうかのテスト』の図ですね。

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